高齢者と生活をするのであれば、なるべく年齢にやさしい機能を持った家電に買い替えたい。
「定年を迎えて、まだまだ元気なアクティブシニアに向けた家電は少しずつ数を増やしています。確かな使いやすさと、家電を使う楽しさを忘れさせない点ではテレビの音をクリアに楽しめるツインバードの手元スピーカー機能付きラジオ『AV-J113G』は優れものだと思いますよ」
と話すのがAll About家電ガイドの戸井田園子さん。
また、家電コンシェルジュの神原サリーさんいわく、シニアに使いやすいということは、家電に詳しくない若い人にも使いやすいということだという。つまり主婦にも使いやすい家電だ。
「私が今年気に入ったのはシャープのウォーターオーブン『AX-SA1』。人工知能の『ココロエンジン』を搭載していて、例えば調理が終わったときに“できあがりです。お待たせしました”と教えてくれたり、手入れをすれば“お手入れしてくれてありがとうございます”と言ってくれたり、通常の音声ガイドとは違う親しみある声でアシストしてくれるんです。もっと使ってあげようという気持ちになる、新しい家電ですね」(神原さん)
だが、できればデザインもいいものを選びたい。アクティブシニア向けの家電はデザインへのこだわりがいいのもポイントだ。
また、シニア向けとうたっていない家電でも、単機能特化でコンセプトがわかりやすい簡単操作のアイテムや、安心・安全機能を持つアイテムは高齢者にやさしい家電といえるだろう。
シニアに使いやすい=自分や家族にも使いやすいということなので、自分も満足できる選び方をしたいものだ。
※女性セブン2013年10月10日号