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トイプードルがあまちゃんや壇蜜のモノマネ芸を習得と飼い主

 夫婦の日常も様々だが、あらゆる夫婦のエピソードが、漫談家の綾小路きみまろにメールや手紙で続々と寄せられている。今回寄せられたのは、ご主人(45歳)が食品メーカー勤務の奥様(41歳)。トイプードルを飼っています。

 * * *
 生後6か月になるメロちゃんです。ちっちゃくて可愛くて、もう一目見てメロメロになり、メロちゃんと名付けました。トイプードルは賢いって聞いてましたけど、まさかここまで賢いとは……。最長で3日、最短だと15分で「おすわり」「お手」「伏せ」「ごろん」(ひっくり返って一回転)の4つの芸を覚えました。

 最初は「オレはあんまり犬に興味ないな」といってた主人も「メロちゃん、お利口さんだねぇ!」。会社から帰ると「メロに芸を教えるから」と自分の部屋に連れて行き、1週間ほどすると「さぁ、メロちゃん、ママの前で芸を見せようね!

 まずは『じぇじぇじぇ』としゃべるんだよね、ハイ!」。メロが「キャン、キャン、キャン」「凄いねぇ、メロちゃん!」……あのさぁ、私には普通に吠えてるようにしか聞こえないんですけど。

「ママは耳がおかしいみたいだねぇ。じゃあ、次の芸を見せてあげよう。壇蜜!」。するとメロちゃんが後ろ足で座り、首を傾け、私に流し目。あら、けっこう色っぽいじゃない……ってアナタ、何を教えてんのよ!

「足も速いし、物覚えも早い。メロはオレに似たんだな」って何それ? 元々の飼い主は私よ! 腹が立ったのでいってやりました。「そうね、アナタって何でも早いもんね」「そうだろ」「昨夜もアッという間に終わったし!」。ペットもベッドも早いなんて、駄ジャレにもならないわよ!

※週刊ポスト2013年10月11日号

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