老舗雑誌『婦人公論』(10月7日号)の「アラフィフ女性はモテる!」特集は、シニア男性が読めば腰を抜かしそうな驚きの内容だ。
50代にもかかわらず、男に注目され続ける美熟女たちのビックリ体験談と赤裸々な告白が満載なのだ。特集内の4ページ記事「ズバリ、モテ女に聞きました」の中でとりわけ秀逸なのは、ルックスは松嶋菜々子似で、「男性の友人と週に2、3回食事している」という、亭主持ちの会社員・51歳のエピソードだ。彼女はこういう。
<同じ車両に乗り合わせた見知らぬ男性が、駅で降りた私のあとを追いかけてきて、『あなたがあまりにも格好いいので私も降りてしまいました』と声をかけてきた>
ホンマかいなとツッコミを入れたくなるような展開だけど、意外に「やり過ぎだろ」「気障すぎないか」くらいの言葉が美熟女たちには効くようだ。本誌が取材した50代前半の主婦は語る。
「私の場合は路上ナンパでした。50代後半くらいのスーツ姿の男性が『歩き方がすごくきれいですね』って声をかけてきたんです。いまさらスタイルや顔を褒められても、え~って引いてしまうけれど、歩き方が美しいという言葉にはグラっときてしまいました」
なるほど、年齢を重ねれば猫背になるし歩幅も狭くなる。歩き姿には日常生活の不摂生や、疲れ、悩みが露骨に反映されてしまう。
「外見だけでなく、内面の充実度を褒めてもらえた気になりました。大げさかもしれないけど、私の人生は間違っていないと思わせてくれたんです」
※週刊ポスト2013年10月11日号