<光は天使だ、と言われたり、悪魔の子だ、私の子じゃない、と言われたり色々大変なこともあったけど、どんな時も私を愛してくれて、良い母親であろうといつも頑張ってくれてたんだな>
<昔ママが家の廊下ですっころんで足の小指を骨折するというミラクルを発動したのを思い出した>
ツイッターで、こうつぶやいているように、宇多田ヒカル(30才)は今、自殺した母・藤圭子さん(享年62)との思い出を語ることができるまでに、精神的な落ち着きを取り戻している。
女性セブンも9月上旬、ロンドンの中心部でヒカルの姿をキャッチし、写真付きで報じたが、その際も友人と談笑するなど、元気を取り戻しつつあることが見て取れた。
だが、そんな本誌の報道に、ヒカルの父である照實氏(65才)が噛みついた。ロンドン中心部で喫煙しながら友人と談笑するヒカルの写真について、ツイッターでこうつぶやいたのだ。
<昔の写真ですね>
<女性誌は過去の写真もたくさん撮っています。ただ最新号で使用しただけです>
照實氏は、本誌・女性セブンがあたかも昔の写真を現在の姿のように“捏造”したものだと主張したのだった。しかし、女性セブンがヒカルを撮影したのは、まぎれもなく今年の9月初旬である。
ヒカル自身もツイッターで<先日、週刊誌の記者に突撃されて>と綴っているように、女性セブンがヒカルの元を訪れたことを認めている。
この照實氏のつぶやきは、結果として危うい父娘関係を露呈させることになった。
「現在、照實さんは、ヒカルさんとほとんど連絡を取っておらず、彼女の動向をまったく把握していないんです。だから、今のヒカルさんの姿を見てもピンと来なくて、過去の写真だと勘違いしてしまったんでしょう。ヒカルさんが藤さんの亡骸とすぐに対面しなかったのも、照實さんと会いたくなかったからといわれていて、ふたりの間には長年にわたる確執があるんです」(ヒカルの知人)
2002年、ヒカルは紀里谷和明氏(45才)と電撃入籍したが、これが、父娘の溝を深めるきっかけになった。
「結婚後、ヒカルさんは自分の活動について、父ではなく紀里谷さんを頼るようになりました。面白くない照實さんは事あるごとに紀里谷さんの方針に口を出し、トラブルが続出して…。ふたりの間に板挟みとなったヒカルさんは苦悩して、以後、照實さんと距離を置くことになるんです」(前出・ヒカルの知人)
※女性セブン2013年10月17日号