東京フィルハーモニー交響楽団やNHK交響楽団など名だたる楽団も利用することで知られる東京・渋谷のオーチャードホール。10月1日、薬師丸ひろ子(49才)が芸能生活35周年を記念したコンサートを行った。2000人を超える人が同コンサートに駆けつけたが、見終わった観客の多くは彼女の衣装に目を奪われたという。
「白のドレスが特によかったですね。ウエディングドレスみたいで。なんか『あまちゃん』と同じように、また結婚するんじゃないかなって思っちゃいましたよ(笑い)」(50代男性)
『あまちゃん』では、30年近く内縁関係にあった「太巻」こと荒巻太一(古田新太・47才)と東日本大震災をきっかけに正式な夫婦となった、薬師丸演じる鈴鹿ひろ美。ドラマ最終週で披露したウエディングドレスも、実生活の予行演習だったのかもしれない──。
1991年、27才のときに玉置浩二(55才)と結婚した薬師丸。自宅として都内の高級住宅地におよそ300平方メートルもの土地を購入し3億円の豪邸を建てると、両親もそこへ住まわせ、二世帯同居となった。音楽活動で家を空けることが多かった玉置の部屋は自宅地下にあるスタジオだったが、その部屋にも薬師丸や両親がいろいろな物を持ち込み物置状態に。たまりかねた玉置は、ついに家を出てしまい、玉置の女性問題もあって1998年に離婚してしまう。
結婚中は芸能活動を休止していたが、再開。現在同棲中のNHKカメラマン・Aさん(51才)と出会ったのはそんな頃だった。
「2001年に薬師丸さんが出演していたBSドラマ『コウノトリなぜ紅い』の撮影を担当していたのがAさんでした。彼は職人気質な面もあるんですが、一方で優しい性格なので、彼なら両親ともうまくやれると薬師丸さんも思ったんじゃないでしょうか」(テレビ局関係者)
ほどなくして、両親も住む薬師丸の自宅に移り住むようになったAさん。2004年に同棲は明らかとなったが、今も再婚には至っていない。だが、薬師丸の知人は言う。
「薬師丸さんのご両親は、Aさんが自宅に住むようになった頃から、栃木・那須に持っていた別荘で暮らすようになったんです。もちろん、それは彼女の再婚を考えてのことですよ。玉置さんのときのように、彼女に肩身の狭い思いをさせてはいけないと考えてるんです。娘の幸せを願わない親はいませんから」
現在、那須で生活を送っている薬師丸の両親は、騒がれないようにと、別荘には父親の旧姓を掲げている。
「薬師丸さんなら仕事の合間を縫って、ご両親のもとへ通っていますよ。高齢のお母さんが脚を悪くしたため、心配なんでしょうね。今お母さんは那須から東京に通院しているんです。薬師丸さんは“大変だから”と都内の施設に入れようかとも考えているようなんですが、ご両親は“このまま那須にいたい”と言っているそうです。それは薬師丸さんに、自分の人生を大切にしてほしいという親心なんです」(前出・薬師丸の知人)
※女性セブン2013年10月24・31日号