たしかにダイエットを成功させるのは難しいことだが、何度も失敗するのは、それなりの理由があるのでは? 大阪府に住む公務員のKさん(45才)の奥様も、なかなかダイエットに成功できないひとりだ。そんな奥様が再度ダイエットに挑戦したのだが…。Kさんが告白する。
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「今度という今度はヤルッ。パパだって私が結婚したときの体重になったらうれしいでしょ? ねっ、うれしいでしょ?」
台風一過の秋晴れの朝。高らかに宣言した妻(44才)。ふん、何がダイエットだよ。決意→ダイエットグッズを買う→ほんの少しの成果を出す→沈黙→前より太る。一回の例外もなく、同じことの繰り返し。
で、妻が何をしたかというとダイエット・クッキーに、おからカリントウ。糖質オフの炭酸ジュースにプロテインバーを山ほど買いこんでさ。「ヘーキよ。みんなダイエット食だし」と食べまくっている妻を見たら呆れて、つい。
「筋トレとか、ウオーキングとかほかにやることあるんじゃないの? なんで食いもん買ってくるんだよ。だからお前はブタになるんだぞ」
最後のひと言がよけいだったんだよな~。翌朝、ご飯の横にプロテインバーと野菜のビスケットが置かれ「これで三大栄養素はとれます。ブタ妻より」と書き置きして実家へ。
仕方ないから謝りまくって一週間、やっと帰ってきたときは妻はさらにひと回り膨らんでた。それもこれもひどいことを言ったオレのせい、だとさ。イヤミと言い訳はますますパワーアップして…いやもう、何も言いませんっ。
※女性セブン2013年10月24・31日号