2009年の初当選から4年で初の政府役職。これは父・小泉純一郎元首相(71才)の初当選から7年後という期間より短く、テレビや新聞では“父超え”とも報じられた。
9月30日、小泉進次郎議員(32才)が、復興担当の内閣府政務官に就任した。最近は脱原発を声高々に主張している元首相の父。兄・孝太郎(35才)は前クールのドラマ『名もなき毒』(TBS系)に主演するなど俳優として活躍中。
それぞれの道を行く3人だが、「小泉家」にはある習慣が受け継がれているという。それが“ひとり反省会”だ。小泉家の知人がこう話す。
「純一郎さんは首相だった頃、官邸のなかに誰も入れない自分だけの部屋をつくったんです。政策秘書で姉の信子さんの意見は大事でしたが、彼にはひとりで思索をめぐらせる時間も必要だった。自分の部屋で大好きなワーグナーを聴きながら物思いにふけっていたそうですよ」
また官邸以外にも、理容室やラーメン店などひとり落ち着ける場所を持っていたという。
「進次郎さんも同じですよ。この間も応援していた候補者が落選してしまった選挙の後、スタッフも秘書も連れずにひとりで行きつけのバーに行ってたそうです。気持ちを整理したかったんでしょう」(前出・知人)
そんななか、本誌は10月上旬に都内の隠れ家風居酒屋にひとりでいる孝太郎を目撃した。
「孝太郎さんはいつもひとりで台本を読まれてたり、考え事をされているようなことが多いですね」(常連客)
道は違えど親子。ひとりの時間がそれぞれの活躍を支えているのかもしれない。
※女性セブン2013年10月24・31日号