平均視聴率20.6%を記録し、大ブームとなったNHK連続テレビ小説『あまちゃん』。年末の紅白歌合戦では『あまちゃん』にからめたさまざまな演出が行われるとみられる。主演の能年玲奈の司会起用の噂も出たが、いったいどのような演出になるのだろうか?
「『あまちゃん』のコーナーを作って、30分ぐらいの時間を割くそうです。メインの出演者は全員が何らかの形で出ることになると思います」(テレビ局関係者)
毎年、視聴率低迷がさけばれる紅白。目玉となる『あまちゃん』を活かしていかに視聴率を稼ぐか、NHKは現在、さまざまな企画を練っているという。
「オープニングテーマのオーケストラによる演奏や、大吉(杉本哲太)がゴーストバスターズを歌ったり、能年玲奈を含むGMTメンバーによる『暦の上ではディセンバー』『地元に帰ろう』のダンス&歌唱なども検討されています」(前出・テレビ局関係者)
コラムニストのペリー荻野さんも、『あまちゃん』コーナーに大きな期待を寄せる“あまラー”のひとり。こんな企画を提案する。
「みんなドラマの『あまちゃん』を見たいわけでしょ。だから、軽食&喫茶『リアス』のセットから“中継”というのはどうでしょう。リアスのセットで、“久しぶりに顔を合わせたわね。みんな歌いましょう”という流れから、出演者がマイクをリレーして歌う豪華版。夏ばっぱ(宮本信子)が、橋幸夫と『いつでも夢を』をデュエットしても面白いですね」
ドラマでたびたび登場した『潮騒のメモリー』は、誰が歌うのだろうか? この曲は小泉今日子が役柄の天野春子名義でCDリリースし、ヒット。劇中では、能年と橋本愛のコンビ・潮騒のメモリーズや、薬師丸ひろ子が演じた鈴鹿ひろ美も歌った話題曲だ。
「リレー形式で歌うというのが今のところ有力です。CDを出した小泉今日子がメインになりながらも、途中、潮騒のメモリーズや、薬師丸ひろ子につなげる。やがて3人いっしょに歌い、最後は、出演者みんなが出てきて、大合唱をする。『あまちゃん』コーナーのクライマックスとしてこの曲が使われることになりそうです」(別のテレビ局関係者)
紅白で『あまちゃん』がどのような形で“復活”するのか、注目だ。