芸能

『ケンミンSHOW』の妻・はるみ 「理想の奥さんはフネさん」

『秘密のケンミンSHOW』で良妻はるみを演じる黛英里佳

 ドラマ『半沢直樹』の妻・花に、楽天エースのマー君(田中将大投手)の妻・里田まい。目下株が急騰中の「良妻」だが“夫を立て、けなげに支える良き妻”といえば忘れてはならないのがこの彼女。

「こんな女性と結婚したい!」「ぜひ息子の嫁に!」と、世の男性のみならず、その親世代までも虜にしている「はるみ」である。

 バラエティ『秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系)の連続ドラマ『辞令は突然に…』に登場する、あのかわいい奥さんだ。

 ドラマは、はるみ夫妻に地方配属の辞令が言い渡され、47都道府県を転勤して回る──というストーリー。どんな土地へも笑顔でついていき各地ではつらつと奮闘する姿に、はるみこそ理想の妻と人気が集まる。

「一途に旦那さんに尽くす、いい奥さんですよね。ドラマでは朝ご飯を作るシーンが多いんですが、旦那さんは先に食卓に座って、ご飯もきちんと並んでいて。はるみはキッチンから最後の一品を作りつつ、旦那さんに笑顔で話しかけているんです。そんなかいがいしさは、私が見てもかわいいなって」

 とは、2009年よりはるみ役を演じる、黛英里佳さん(まゆずみ・えりか/28)。すでにはるみとしてのキャリア4年半と、“元祖・良妻”ともいえる存在は巷の良妻ブームをどう感じているのだろうか。

「色々な奥さん像がありますが、『半沢直樹』の花ちゃんもすばらしいですよね。芯が強くて、旦那さんをしっかり支えていて。でも、私の中で理想の奥さんは『サザエさん』のフネさんです。誰が見てもものすごく安心感があって、まさに日本の良妻賢母。妻も母も祖母も姑もすべてこなし、溢れる母性に仏様のような包容力。これぞ究極。憧れますねぇ」

 自身の母親もすてきな良妻だった。

「レトルトや出来合いのお総菜ではなく、家族の食事はいつも、すべて手作りしてくれました。母は鶏肉が苦手なんですが、子供ができたら“唐揚げくらい作れなきゃ”と、必死に克服してくれて。大人になってみて、すごいなと思うことがたくさんあります」

■黛英里佳(まゆずみ・えりか):1985年9月24日、埼玉県生まれ。18歳でデビュー。CMや映画、舞台などで活躍。2009年より『秘密のケンミンSHOW』(日本テレビ系・毎週木曜21時~)の連続ドラマ『辞令は突然に…』に、東はるみ役で出演。2012年よりコニカミノルタのイメージキャラクター及び「ランニングプロジェクト」のナビゲーターを務める。公式ブログは http://www.mayuzumierika.com/blog/

撮影■佐藤佑一

※週刊ポスト2013年10月25日号

関連記事

トピックス

アメリカの実業家主催のパーティーに参加された三笠宮瑶子さま。写っている写真が物議を醸している(時事通信フォト)
【米実業家が「インスタ投稿」を削除】三笠宮瑶子さまに海外メーカーのサングラス“アンバサダー就任”騒動 宮内庁は「御就任されているとは承知していない」
NEWSポストセブン
11月に不倫が報じられ、役職停止となった国民民主党の玉木雄一郎代表、相手のタレントは小泉みゆき(左・時事通信フォト、右・ブログより)
《国民・玉木代表が役職停止処分》お相手の元グラドル・小泉みゆき「連絡は取れているんですが…」観光大使つとめる高松市が答えた“意外な現状”
NEWSポストセブン
10月末に行なわれたデモ。参加者は新撰組の衣装に扮し、横断幕を掲げた。巨大なデコトラックも動員
《男性向けサービスの特殊浴場店が暴力団にNO!》「無法地帯」茨城の歓楽街で「新撰組コスプレ暴排デモ」が行なわれた真相
NEWSポストセブン
秋田県ではクマの出没について注意喚起している(同県HPより)
「クマにお歌を教えてあげたよ」秋田県で人身被害が拡大…背景にあった獣と共存してきた山間集落の消滅
NEWSポストセブン
姜卓君被告(本人SNSより)。右は現在の靖国神社
《靖国神社にトイレの落書き》日本在住の中国人被告(29)は「処理水放出が許せなかった」と動機語るも…共犯者と「海鮮居酒屋で前夜祭」の“矛盾”
NEWSポストセブン
公選法違反で逮捕された田淵容疑者(左)。右は女性スタッフ
「猫耳のカチューシャはマストで」「ガンガンバズらせようよ」選挙法違反で逮捕の医師らが女性スタッフの前でノリノリで行なっていた“奇行”の数々 「クリニックの前に警察がいる」と慌てふためいて…【半ケツビラ配り】
NEWSポストセブン
「ホワイトハウス表敬訪問」問題で悩まされる大谷翔平(写真/AFLO)
大谷翔平を悩ます、優勝チームの「ホワイトハウス表敬訪問」問題 トランプ氏と対面となれば辞退する同僚が続出か 外交問題に発展する最悪シナリオも
女性セブン
2025年にはデビュー40周年を控える磯野貴理子
《1円玉の小銭持ち歩く磯野貴理子》24歳年下元夫と暮らした「愛の巣」に今もこだわる理由、還暦直前に超高級マンションのローンを完済「いまは仕事もマイペースで幸せです」
NEWSポストセブン
医療機関から出てくるNumber_iの平野紫耀と神宮寺勇太
《走り続けた再デビューの1年》Number_i、仕事の間隙を縫って3人揃って医療機関へメンテナンス 徹底した体調管理のもと大忙しの年末へ
女性セブン
白鵬(右)の引退試合にも登場した甥のムンフイデレ(時事通信フォト)
元横綱・白鵬の宮城野親方 弟子のいじめ問題での部屋閉鎖が長引き“期待の甥っ子”ら新弟子候補たちは入門できず宙ぶらりん状態
週刊ポスト
大谷(時事通信フォト)のシーズンを支え続けた真美子夫人(AFLO)
《真美子さんのサポートも》大谷翔平の新通訳候補に急浮上した“新たな日本人女性”の存在「子育て経験」「犬」「バスケ」の共通点
NEWSポストセブン
自身のInstagramで離婚を発表した菊川怜
《離婚で好感度ダウンは過去のこと》資産400億円実業家と離婚の菊川怜もバラエティーで脚光浴びるのは確実か ママタレが離婚後も活躍する条件は「経済力と学歴」 
NEWSポストセブン