経済発展を受けて世界中に溢れる中国人観光客だが、そのマナーの悪さはまさに折り紙付きだ。彼らと食事の場を共にし、その食べ方に驚愕する人は多い。
「ひどく食い散らかすので、近くのテーブルでは絶対に食事したくない。テーブルの上に魚の骨をペッと吐き出しているのを見た時は、さすがに食欲がなくなった」(40代・男性)
「電車やバスのなかでもボロボロ食べ散らかして、片づけようともしない。新幹線で中国人旅行客が降りた後の座席に座ろうとしたら、座席も床も食べこぼしだらけ。しかも座席シートまで何かでじっとり濡れていた。気づかずに座っていたらと思うとゾッとする」(50代・男性)
海外では、食事マナーが悪く、ところ構わず大騒ぎする中国人観光客対策として、食事や宿泊フロアを“隔離”するホテルも増えている。
「ドイツのホテルで宿泊した時、朝食を食べにレストランに行ったら、“あなたはこっち”といって別室に通された。どうやら中国人観光客と間違われてしまったらしく、その部屋は中国人だらけ。みんな水筒やパックに入れてしまうから、ろくな食べ物や飲み物が残っておらず、床は食べこぼしだらけ。
翌朝は最初に“日本人だ”と断わったおかげで普通にレストランに通してもらえたけど。中国人客のいるホテルにはもう泊まりたくない」(50歳・男性)
ヨーロッパでは、中国人の“痰吐き”に閉口している人も多い。アジアからはこんな声が。
「中国人団体客はとにかく歩道の占拠がすさまじい。歩道いっぱいに広がってノロノロ歩くから、他の歩行者は仕方なく車道を歩く。しかも、彼らが通った後は、ゴミだらけになる」(タイ在住日本人)
※週刊ポスト2013年11月1日号