炭酸水を使った洗顔が流行るなど、「炭酸」の美容効果に注目されているが、飲むことで体の中から美容効果を生み出すこともできるのだという。炭酸美容家の高橋弘美さんは、こう話す。
「炭酸水を飲むと、胃腸の血流がよくなり食べ物の消化・吸収力がアップ。食前酒としてシャンパンが飲まれるのも、このためです。食欲がない時は、食事の前に炭酸水をひと口飲むとよいでしょう。反対にダイエット中で食欲を抑えたい場合は、食前に300~500ミリリットルの炭酸水を一度に飲むと、炭酸ガスで胃が膨れて満腹感が得やすくなり、食べすぎを防げます」(高橋さん)
その他、便秘に悩んでいる人は、朝起きたらまずコップ1杯の冷たい炭酸水を。腸が刺激されて、ぜん動運動が起こりやすくなり、快便に効果が期待できる。
さらに、むくみやすい人は、1日に常温の炭酸水1~1.5リットルを少量ずつ飲むと、胃腸の働きが活発になり、デトックス効果が高まる。
「最近は国内メーカーからも新商品が発売され、種類も豊富。炭酸の強さや泡のキメ細かさなど、自分好みの炭酸水を探してみるのも楽しいでしょう」(炭酸研究の第一人者、国際医療福祉大学の前田眞治さん)
※女性セブン2013年11月7日号