その美貌と知性を買われ、NHKから三顧の礼で『ニュースZERO』(日本テレビ系)に迎えられた山岸舞彩アナ(26・フリー)。最近、日テレ局内での猛烈な逆風に苦しんでいるという。
「山岸アナが『ZERO』に出演を始めたのは今年4月からですが、視聴率は“山岸以前”と全く変わっていない。“ミニスカ封印”を宣言したせいなのかはわかりませんが、局内では期待はずれの声が上がっている。
その一方で、最近は他局でバラエティの仕事を受けるようになり、そっちでは露出の多い服装をしているんですよね……。局の上層部からは、スタッフを通じて“ニュースキャスターとして節度ある振る舞いを”“番組を選ぶように”という意向が伝えられているようです」(日テレ社員)
風向きが変わったのはあの「セクハラ事件」以降だった。6月、番組プロデューサーが更迭。山岸アナにセクハラ行為をしたことが理由と報じられた。
「山岸アナはもちろん被害者なんですが、あの頃からスタジオ内の空気がギクシャクし始めたことも事実。特にメインキャスターの村尾(信尚)さんとはほとんど会話がない。口うるさい村尾さんを、山岸アナが避けているフシがあるんです。スタッフ内でも2人の関係を心配する声が聞かれます」(『ZERO』スタッフ)
自分を取り巻く雰囲気の変化には、山岸アナ本人も過敏になっているようだ。
「先日、山岸アナが出演した日テレの『おしゃれイズム』は、彼女が元ジュニアオリンピック出場の水泳選手で、バイオリンも習っていた才女だとアピールする内容でした。その放送後“あれ、嫌味な感じに受け取られませんかね?”とスタッフに尋ねるなど、周囲の反応を気にしていた。共演者、スタッフ、局上層部の視線に押し潰されそうな山岸アナは欧米列強にABCD包囲網で取り囲まれた旧日本軍のようですよ(苦笑)」(前出・日テレ社員)
※週刊ポスト2013年11月8・15日号