有名人の子供ということで、特別扱いされることは少なくない。たとえば、里見浩太朗(76才)の長男で俳優の佐野圭亮(46才)は、当時父が水戸黄門の助さん役を10年以上演じていたため(※後年、水戸光圀を演じる)、学生時代のあだ名は『助さん』だった。そして京都・太秦での撮影が多かった里見には、京都に常連のお店が何軒もあったという。
「佐野さんが京都の高級料亭に行くと、里見さんの息子ということでタダ同然で飲み食いさせてもらったこともあると聞いてます」(芸能関係者)
父・里見の名は、黄門様の印ろう並みというわけだ。
さらに、桂ざこば(66才)の次女でタレントの関口まい(30才)は、こう話す。
「普通のお父さんが“これはダメ”ということでも、うちはオッケーやったりするんです」
芸人の場合、土日に舞台などの営業が入ることが多く、休みが取れるのは平日が多い。ざこばも例に漏れずそうだった。
「休みが取れると、父が学校に電話して『旅行なので休ませます』とか『相撲を見せに行くので休みます』って、ちゃんと連絡した上で家族で出かけるんです。先生は理解があったのか、諦めてたのか、何も言いませんでした(笑い)」
コワモテのイメージが強いざこば師匠には、言わないんじゃなくて、言えなかったんじゃないでしょうか…?
※女性セブン2013年11月14日号