芸能

『笑っていいとも!』当初はたけしが司会候補に挙がっていた

 来年3月で終了することを発表した『笑っていいとも!』(フジテレビ系)。32年の歴史の中には、大物芸人によるハプニングもあった。

 爆笑問題、さまぁ~ず、バナナマン、千原ジュニア(39才)…。人気芸人たちが現在の曜日レギュラーを務めているが、最も長くレギュラーを務めているのは関根勤(60才)の28年。そして第2位が笑福亭鶴瓶(61才)の26年だ。だが、その鶴瓶には一度だけ、『いいとも!』を降板しようとしたことがあった。

「気持ちを固めた鶴瓶さんはタモリさん(68才)に報告しに行ったそうです。しかし、タモリさんは“ダ~メだよ!”って言って、その場でスタッフに電話して引き留めたそうです。結局、鶴瓶さんは“タモさんが辞めるまでは辞めない”と決めて番組に残ったんです」(フジテレビ関係者)

 生放送単独司会のギネス記録を打ち立てたタモリだが、当初、司会候補に名前が挙がっていたのは、ビートたけし(66才)だった。たけしは、あるインタビューでこう語っている。

「月~金の帯番組なんてやったら、ほかの仕事ができなくなるし、朝まで飲んだりオネエチャンと遊べなくなるっていうんで断ったの。オイラがやってたら、たぶん3年もたないよ。やっぱりあの番組を続けられるのはタモリしかいないってことなんだよ」

 ちなみにたけしは『いいとも!』で、こんな事件を起こしている。1983年2月、時事ネタをテーマに田中康夫(57才)と山本コウタロー(65才)が辛口トークを展開するコーナーに乱入したたけしは「理屈ばっかりいいやがって、いい加減にしろ」と怒り、田中の首を絞め、突き飛ばした。

※女性セブン2013年11月14日号

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