視聴率低迷の続くフジテレビで、局員たちをさらにシラけさせる話題が飛び交っている。各局が総力を結集する今年の大晦日の特番が、報道番組に内定したというのだ。ある局員はため息交じりにこう明かす。
「どうやら東京五輪を見据えて、オリンピックネタを中心に今年を振り返るという趣旨のようだが、他局の勝負コンテンツと見比べると、やはり微妙。
NHKの『紅白』や日テレの『笑ってはいけない~』とも勝負にならず、ここ数年は惨敗続きだったが、今年も“敗戦処理番組”となりそうです。報道番組に決まったのも、視聴率争いに負けたとしても体裁は保てるという、後ろ向きな理由ですからね。
大晦日の昼間には、似たような情報・報道プレ番組が予定されていて、こちらは“カトパン”こと加藤綾子アナが出演する予定。なんだかこのまま、夜も彼女任せになりそうです」
結局は人気女子アナに頼るしかない現状に、局員からは早くも諦めの声が上がっている。
※週刊ポスト2013年11月22日号