大学の理系学部といえば、男子学生が大半を占め、理系女子(通称・リケジョ)は圧倒的に少数派。だが、中にはとびっきりの美女もいる。その中の一人が、上智大学・理工学部機能創造理工学科4年の五十嵐美樹さん。
「ヤバい、超伝導キター、って瞬間が最高の気分!!」という美樹さんの研究テーマは、「臨界電流密度をあげるための層の重ね方」。
日々、超伝導を起こすYBCO薄膜を作っているとのことだが、この研究が実は、環境問題にも貢献するそうだ。例えば送電線に超伝導素材を使えるようになれば、送電ロスがなくなる。その結果、発電量も減らすことができるという。
今年、ミス理系コンテストのグランプリにも選ばれたという彼女。将来は世界のインフラを整備する仕事を希望し、大手電機メーカーへの就職が内定している。
撮影■石山貴史
※週刊ポスト2013年11月29日号