慰安婦問題、竹島不法占拠、パクリ産業……韓国がついてきた「嘘」で日韓関係は悪化の一途を辿っている。その代償を払う期日が迫ってきた。国際情報誌『SAPIO』ではその嘘を暴く特集を組んでいる。ここでは美容整形に関する同誌の報告を紹介する。
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韓国の街中は人工的な目鼻立ちの“美人顔”で溢れている。ある調査によると、女子大生の約44%が整形手術の経験があるという。また、「ない」と答えた学生の99.3%が、「今後整形手術を受けたい」と希望している。
「親と子がまったく別の顔」は、今や韓国では当たり前だ。親が整形しているケースでは、自然に子供たちも整形に関心を持つようになる。
小中学生のあいだでは、毎日5~10分ほど着用するだけでワイヤーがまぶたを押して目元をパッチリさせる「二重まぶた眼鏡」、鼻を高くする効果があるという「鼻ばさみ」、「顎矯正マスク」が人気だ。
それでは飽き足らず、実際に整形クリニックを訪れる中学生が増えている。クリニックのホームページには中学2年生以上を対象に「二重まぶた手術」の問い合わせ欄が設けられ、「早く整形手術を受けたい」と希望する娘に困惑する母親の姿がたびたび報じられている。
片や、結婚する娘のために一肌脱ぐ……ならぬ“一皮直す”母親がいる。結婚式を控えた新婦が整形するのに合わせ、「新婦の母親のための整形プラン」が人気なのだ。これは、「美しくなる娘に比べ、自分は老けて見えるのでは」と心配する母親をターゲットに、顔の皺や目の下のクマを取り、笑顔が引き立つよう部分的に肉付けするなどして若く見せるものである。確かにそれなら「親子はそっくり」になるかもしれないが、作り物の家族ということになる。
取材・文■藤原修平=在韓国ジャーナリスト
※SAPIO2013年12月号