通信簿はほぼオール5で成績優秀だという愛子さまだが、特に雅子さまが力を注いでこられたのが英語教育だ。
愛子さまが通う学習院初等科では4年生から週2回、英語の授業をスタートするのだが、雅子さまはこれに合わせるように愛子さまに英語の先生をお付けになった。
「上智大学英文学科を卒業後、2年間中学校で英語教師を務めた霜鳥加奈さんが愛子さまの養育係として就任しました。まさに彼女は英語が堪能な、雅子さまが選ばれた“英語教育のスペシャリスト”といえる人材でした」(宮内庁関係者)
加えて、愛子さまは学校の授業以外でも英語を学ばれることとなる。
「愛子さまが受講されているのは学習院戸山キャンパスで、毎年5月から翌年1月まで計18回行われる英語力養成講座です。5年生以上が受講可で、愛子さまは2年連続で受けられています。このセミナーは10人1グループで、ネイティブの先生の指導の下、すぐに役立つ英会話の習得を目的としています。例えば“授業中にトイレに行きたくなったら、何と先生に申し出るか”といった内容です」(学習院関係者)
夏休みにも、この英語セミナーとは別のセミナーも受講されている。これは4日間の短期集中型のセミナーで、朝から午後まで、みっちり英語を学ぶ。
このセミナーは4年生から受講可で、愛子さまは3年連続で参加されており、今年のセミナーでは、愛子さまの英語力の高さを物語るシーンがあった。
「最終日に受講生たちはグループに分かれて英語劇を披露しました。愛子さまたちのグループは“入国審査を受ける家族”という劇でした。愛子さまは審査官に家族を紹介する母親役だったんですが、“マイ サン!(my son)”と大きな声で紹介した男の子が明らかに愛子さまより背の高い男の子で、観劇していた他の受講生や保護者からは大きな笑い声があがっていました。見学にいらしていた雅子さまもとてもお喜びでしたね」(前出・学習院関係者)
雅子さまの尽力によって、愛子さまの英語力は目を見張るほどの上達をみせられているという。
「愛子さまの英会話はネイティブに近いほど流暢だそうです。すでに皇太子さまが“愛子は私よりもきれいな英語を話します”とおっしゃられるほどだそうです」(前出・宮内庁関係者)
※女性セブン2013年12月5日号