特に食品の値上げの嵐が吹き荒れるなか、イオンは、食品・衣料品・日用品のプライベートブランド(PB)5000品目を対象に、年内は値上げを行わない「価格凍結宣言」を発表した。生鮮品など原料価格の変動が大きい商品は除かれるが、このインパクトは大きい。
たとえば製パンメーカーが小麦の高騰で夏以降4~6%の値上げを実施するなか、食パンの『やわらか仕込み』(6枚入り)は品質を下げることなく118円に据え置かれた。
キッチンにある食材のほとんどがトップバリュだという節約ブロガーのそらはなさんが言う。
「特にお気に入りは調味料類。一般商品と比較しても味に遜色がなく、容量は同じで価格は2割程度安い。容量と価格、原材料の表記が明確で、信頼できるところも好き」(そらはなさん)
イオングループに入ったダイエーでは、トップバリュの取り扱いを拡大している。また、ダイエーは断続的に値下げに取り組んでおり、昨年9月から累計で約7000品目の食品、生活用品を対象に値下げを実施。節約アドバイザーの和田由貴さんは、イオン、ダイエーの両方をよく利用するという。
「日々の買い物は、近所のダイエーへ。イオンは、ネットスーパーで買えば、自宅まで配達してくれるので、トップバリュの調味料や米など重たくて保存がきくものを買っています」(和田さん)
※女性セブン2013年12月5日号