誰もが毎日のように利用するコンビニエンスストア。しかし、もっともっとおトクに利用するテクニックがあるという。『コンビニだけが、なぜ強い?』(朝日新聞出版)などの著書があるコンビニジャーナリスト・吉岡秀子さんに、店内のおトクな歩き方を教えてもらった。
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パンやおにぎりなど、目的買いの商品をできるだけ店の奥に配置して、店内の動線を長くする。衝動買いしやすいレジ近くの棚のエンド部分にフェア商品を並べる。酒の近くには関連商品であるつまみを置く──コンパクトでありながら“ついで買い”を誘う陳列こそ、コンビニの巧みなテクニックが詰まっています。
つまり、衝動買いしたくない場合は、目的ゾーンへ直行すること。一方、新商品をチェックするなら、グルリと壁側を歩いたり、中通路を歩いたりと、店内を回遊してみて。
今各社が力を入れているのが、最近とくに売り上げを伸ばしている本格コーヒーに合うような、オリジナルのパンの開発。また、PB(プライベートブランド)商品も棚を占めるようになってきています。PBの中でも注目なのが、パウチタイプのお総菜。高齢者や女性を中心に支持を集め、味もどんどんよくなっています。
※女性セブン2013年12月19日号