ライフ

植松晃士 神社で割り込むおばさんに「バチ当たるわ」と懸念

 今話題の食品偽装。おばさん業界もモラルの低下がひどいと話すのがファッションプロデューサー・植松晃士さん。一体どんなモラルの低下なのか、植松さんが語る。

 * * *
 ここ最近、食品偽装問題が立て続けに起こっているわね。少し前には宅配業者の冷蔵偽装もあったし。法的にはおとがめなしのケースも多いようだけど、信用でなりたっているご商売だけに、モラルの低下は嘆かわしいことだわ。

 モラルの低下といえば、底値知らずに下がっているのが、オバさん業界です。

 つい先日も、某空港で飛行機までのバスを待っていたら、ドアが開くなりひょいと割り込んできたオバさんが、ガッツリとお席をキープ。

 あっけにとられつつ、なりゆきでそのかたの隣に座ってしまったのが運の尽きでした。なんと巨大なバッグを自分の膝の上に置くものだから、横ににょっきりはみ出して私の膝の上にも載ってしまいます。

 咳払いで控えめにアピールしたけど、当然、ガン無視。

 電車に限らず、きちんと列に並んで待つことができないオバさんって多いわね。高速のサービスエリアや道の駅とか観光地でお土産を買ってるオバさんも、レジで横入りするのが得意よ(植松調べ)。

 さらに図々しさが加速すると神社でもやらかすからびっくりです。

 お参りの後、お札を買おうと並んでいると、スッと割り込んでくる。またそういうときのオバさんって猫のように俊敏なんですよねぇ。こちらが「神様がご覧になっているのだから」と、しおらしくしているのをいいことに、まあ、やりたい放題です。それでも場所が場所ですから「罰が当たるわよ!」と心の中で呟くくらいしかできません。

 私の聖地、宝塚でグッズを買うときにも、どれだけ腹立たしい思いをしたことか。

 彼女たちに共通する特徴は、オバさんだけの集団を形成していること。オジさん同伴はなし。男性の目がないと、とたんにお行儀が悪くなるなんて最低です。

 いっぽう、そういうオバさんに限って、ATMとかコンビニのレジで、長い列のあとにつきながら、お会計の段階になってはじめてヨッコラショとばかりにバッグから財布を取り出すの。どうして待ってる間に財布を用意できないのかしら?

※女性セブン2013年12月19日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

第一子となる長女が誕生した大谷翔平と真美子さん
《真美子さんの献身》大谷翔平が「産休2日」で電撃復帰&“パパ初ホームラン”を決めた理由 「MLBの顔」として示した“自覚”
NEWSポストセブン
不倫報道のあった永野芽郁
《ラジオ生出演で今後は?》永野芽郁が不倫報道を「誤解」と説明も「ピュア」「透明感」とは真逆のスキャンダルに、臨床心理士が指摘する「ベッキーのケース」
NEWSポストセブン
日米通算200勝を前に渋みが続く田中
15歳の田中将大を“投手に抜擢”した恩師が語る「指先の感覚が良かった」の原点 大願の200勝に向けて「スタイルチェンジが必要」のエールを贈る
週刊ポスト
渡邊渚さんの最新インタビュー
元フジテレビアナ・渡邊渚さん最新インタビュー 激動の日々を乗り越えて「少し落ち着いてきました」、連載エッセイも再開予定で「女性ファンが増えたことが嬉しい」
週刊ポスト
裏アカ騒動、その代償は大きかった
《まじで早く辞めてくんねえかな》モー娘。北川莉央“裏アカ流出騒動” 同じ騒ぎ起こした先輩アイドルと同じ「ソロの道」歩むか
NEWSポストセブン
主張が食い違う折田楓社長と斎藤元彦知事(時事通信フォト)
【斎藤元彦知事の「公選法違反」疑惑】「merchu」折田楓社長がガサ入れ後もひっそり続けていた“仕事” 広島市の担当者「『仕事できるのかな』と気になっていましたが」
NEWSポストセブン
「地面師たち」からの獄中手記をスクープ入手
【「地面師たち」からの獄中手記をスクープ入手】積水ハウス55億円詐欺事件・受刑者との往復書簡 “主犯格”は「騙された」と主張、食い違う当事者たちの言い分
週刊ポスト
お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(61)と浜田雅功(61)
ダウンタウン・浜田雅功「復活の舞台」で松本人志が「サプライズ登場」する可能性 「30年前の紅白歌合戦が思い出される」との声も
週刊ポスト
4月24日発売の『週刊文春』で、“二股交際疑惑”を報じられた女優・永野芽郁
【ギリギリセーフの可能性も】不倫報道・永野芽郁と田中圭のCMクライアント企業は横並びで「様子見」…NTTコミュニケーションズほか寄せられた「見解」
NEWSポストセブン
ミニから美脚が飛び出す深田恭子
《半同棲ライフの実態》深田恭子の新恋人“茶髪にピアスのテレビマン”が匂わせから一転、SNSを削除した理由「彼なりに覚悟を示した」
NEWSポストセブン
保育士の行仕由佳さん(35)とプロボクサーだった佐藤蓮真容疑者(21)の関係とはいったい──(本人SNSより)
《宮城・保育士死体遺棄》「亡くなった女性とは“親しい仲”だと聞いていました」行仕由佳さんとプロボクサー・佐藤蓮真容疑者(21)の“意外な関係性”
NEWSポストセブン
過去のセクハラが報じられた石橋貴明
とんねるず・石橋貴明 恒例の人気特番が消滅危機のなか「がん闘病」を支える女性
週刊ポスト