国内

山本太郎 小泉元首相が脱原発に本気なのかどうかが気になる

 参議院議員会館の議員事務室──特定秘密保護法案で緊張走る本会議中でありながら、チェックのシャツというラフないでたちで女性セブン記者の前に現れたのは、山本太郎参院議員(39才)だ。破天荒ぶりはイメージ通り、のっけからエンジン全開で話し始めた。

「“あの手紙”の内容は、子供の被曝や、原発で収束作業に当たっているかたがたの健康被害を訴えるものでした。脱原発について書かれていたってニュースではいわれましたけど、ただ『現状を知ってもらいたい』という一心からしたためたんです」

“あの手紙”とは、10月31日に赤坂御苑で催された秋の園遊会で、天皇陛下に“直訴”ともとれる形で手渡した手紙のこと。この一件、「礼を欠いた非常識行為」など大批判を受けたが、本人は「すごく親しみ深いかた」と“不敬”ともとれる発言を。

 元プロサーファーの女性(20才)との、結婚期間わずか92日間のスピード離婚や、39才の一般女性との間にいた隠し子、当選直後に次々と私生活の“隠ぺい”がバレた山本氏。議員辞職を求める声もあったが、結局“手紙騒動”に科された処分は、口頭での厳重注意と、任期中の皇室行事への出席禁止という軽いものに終わった。

 そんな逆風続きの山本氏にようやく吹いた追い風が、11月12日に、小泉純一郎元首相(71才)が日本記者クラブで行った「原発ゼロ会見」だろう。当選前から、「脱原発」を訴え続けている山本氏は、さぞかし力強く感じているかと思いきや、少し間を置いてこう答えた。

「小泉さんのように知名度がある人が、この問題に言及してくれたのは大変ありがたいこと。でも、その脱原発がどこまで“本気”なのかが気になるところですね」

 と、元首相に対してまさかの上から目線。身ぶり手ぶりを交え、続けた。

「政治家の行動原理は、結局カネか票なんですよ。小泉さんの言っているのが、カネにつながる脱原発だったら何の意味もない。口先だけの脱原発なのか、原発輸出や放射能による被曝の問題までしっかり考えているのか。そういう質問をぶつけて踏み絵させれば、はっきりすると思いますよ」

 なんとも勇ましい発言だが、本稿締め切り間際に、秘書から「“踏み絵”という言葉は、今後のことを考えてNGに」との連絡が。

 ようやく政治家としての思慮が芽生えた!?

※女性セブン2013年12月26日・2014年1月1日号

関連記事

トピックス

大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン
事件は、琵琶湖からほど近い滋賀県長浜市の閑静な住宅街で起きた(時事通信フォト)
「死んじゃうんじゃないの、なんて冗談を…」裁判所事務官の“黄色い家”の冷凍庫から女性遺体 証言で浮かび上がった“奇妙な家族関係”《事件の端緒はある夫婦の遺書》
NEWSポストセブン
米国からエルサルバドルに送還されたベネズエラのギャング組織のメンバーら(AFP PHOTO / EL SALVADOR'S PRESIDENCY PRESS OFFICE)
“世界最恐の刑務所”に移送された“後ろ手拘束・丸刈り”の凶悪ギャング「刑務所を制圧しプールやナイトクラブを設営」した荒くれ者たち《エルサルバドル大統領の強権的な治安対策》
NEWSポストセブン
沖縄・旭琉會の挨拶を受けた司忍組長
《雨に濡れた司忍組長》極秘外交に臨む六代目山口組 沖縄・旭琉會との会談で見せていた笑顔 分裂抗争は“風雲急を告げる”事態に
NEWSポストセブン
会見中、涙を拭う尼僧の叡敦(えいちょう)氏
【天台宗僧侶の性加害告発】フジテレビと同じ構造の問題ながら解決へ前進しない理由とは 被害女性への聞き取りも第三者の検証もなく、加害住職の「僧籍剥奪せず」を判断
NEWSポストセブン
中居正広氏とフジテレビ社屋(時事通信フォト)
【被害女性Aさん フジ問題で独占告白】「理不尽な思いをしている方がたくさん…」彼女はいま何を思い、何を求めるのか
週刊ポスト
食道がんであることを公表した石橋貴明、元妻の鈴木保奈美は沈黙を貫いている(左/Instagramより)
《食道がん公表のとんねるず・石橋貴明(63)》社長と所属女優として沈黙貫く元妻の鈴木保奈美との距離感、長女との確執乗り越え…「初孫抱いて見せていた笑顔」
NEWSポストセブン
生活を“ふつう”に送りたいだけなのに(写真/イメージマート)
【パニックで頬を何度も殴り…】発達障害の女子高生に「生徒や教員の安心が確保できない」と自主退学を勧告、《合理的配慮》の限界とは
NEWSポストセブン
5人での再始動にファンからは歓喜の声が上がった
《RIP SLYMEが5人で再始動》“雪解け”匂わすツーショット写真と、ファンを熱狂させた“フライング投稿”「ボタンのかけ違いがあった事に気付かされました」
NEWSポストセブン
中居正広の私服姿(2020年)
《白髪姿の中居正広氏》性暴力認定の直前に訪問していた一級建築士事務所が請け負う「オフィスビル内装設計」の引退後
NEWSポストセブン
これまで以上にすぐ球場を出るようになったという大谷翔平(写真/AFLO)
大谷翔平、“パパになる準備”は抜かりなし 産休制度を活用し真美子夫人の出産に立ち会いへ セレブ産院の育児講習会でおむつ替えや沐浴を猛特訓か
女性セブン
ネズミ混入トラブルを受けて24時間営業を取りやめに
《ゴキブリ・ネズミ問題で休業中》「すき家」24時間営業取りやめ 現役クルーが証言していた「こんなに汚かったのか」驚きの声
NEWSポストセブン