NHK連続テレビ小説『ごちそうさん』第9週が、平均23.2%という高視聴率を記録した。クライマックスでは、西門家の末娘・希子が、公衆の前で歌声を披露。ものすごく無口で引っ込み思案で、しゃべった!と思っても蚊の鳴くような声だった彼女の、意外な才能が開花した瞬間だった。
希子を好演しているのが高畑充希(22才)。2005年、ホリプロが主催するオーディションで9621人の頂点に立ったシンデレラガールだ。
今大ブレークの時を迎えている彼女がここまでのし上がったのには、3人の超大物との出会いがあった。
彼女の歌声に惚れ込んだのが、コブクロ・小渕健太郎(36才)だ。2007年小渕は、デビューシングル『大切なもの』をプロデュース。
「レコーディングでは、小渕さんが高畑さんに直接アドバイスされていました。“自分の心の中にある大切なものは、なくした瞬間に初めて大切だったことがわかる。そういう思いをくみとりながら歌ってほしい”と話したそうです」(音楽関係者)
業界内で高い評価を受けた高畑の3rdシングル『夏のモンタージュ』を作詞作曲したのは竹内まりや(58才)。
「声量も透明感もある彼女の歌声を絶賛していました」(芸能関係者)
高畑はミュージカル出身とあって、演技力にも定評がある。大竹しのぶ(56才)とは2013年5月に上演された舞台『スウィーニー・トッド』で共演し親しくなったという。
「よく飲みに行ったりするみたいなんですが、ふたりとも笑い上戸になるから、トークにオチがなくなるみたいですよ」(舞台関係者)
※女性セブン2013年12月26日・2014年1月1日号