Kis-My-Ft2の“後列メンバー”といわれる、横尾渉(27才)、宮田俊哉(25才)、二階堂高嗣(23才)、千賀健永(22才)の4人で結成された「舞祭組(ぶさいく)」というユニットをプロデュースするのは彼らの先輩であるSMAPの中居正広(41才)だ。12月13日発売のデビューシングル『棚からぼたもち』では、中居が作詞作曲からミュージックビデオの制作を担当するほどの力の入れようだ。
いわば、日の当たらないメンバーたちのブレークを支える中居。その思いは、ジャニーズの後輩に対してだけではない。
2013年、11年ぶりに3作連続オリコン1位を記録し再ブレークしたといわれている「モーニング娘。」。彼女たちの再ブレークにも、中居の影があるといわれている。
「自分の番組に、知名度もほとんどなかった現在のメンバーを出演させたんです。そこで若さ溢れるダンスを披露した彼女たちを中居さんはおもしろがって、それ以降も繰り返し、彼女たちを呼び続けました。こうして露出の増えていった“新生・モーニング娘。”は、再浮上していったんです」(芸能関係者)
2012年には中居が司会の『うもれびと』(フジテレビ系)に出演した武井壮(40才)が“百獣の王を目指す男”として注目を浴び、その後『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)にも出演。さらに中居の猛プッシュもあってか『笑っていいとも!』(フジテレビ系)のレギュラーにまで上り詰めた。
中居がそんな芸能人たちをとことん支援するのは、過去のつらい思い出からだという。
「今でこそ国民的グループのSMAPですが、当初は泣かず飛ばずでした。1991年にCDデビューを果たしましたが、初週売り上げ1位が当たり前のジャニーズアイドルとしては前代未聞の“初登場2位”を記録してしまいます。
ライブも空席ばかりで、中居さんは“いつ解散してもおかしくない”という不安と常に闘っていました。そんな彼だからこそ、芽が出ない人に対し“なんとかしてあげたい”という気持ちが人一倍強いんです」(前出・芸能関係者)
※女性セブン2013年12月26日・2014年1月1日号