「朝履いていったブーツを脱いでいて夕方履こうと思ったら、ジッパーが上がらなかった」
「会社でブーツを脱いで社内履きに履き替えた後、仕事が終わってまたブーツを履く時に本気でファスナーが上がらず、履いて帰れないんじゃないかと思った……」
そんな今の季節の女性たちの“あるある!”なコメントが寄せられたのは、足のむくみを原因から改善する、日本で初めての内服薬『アンチスタックス』を販売するエスエス製薬が実施した「足のむくみの実態調査」。
足のむくみに悩まされている女性たちの、「悩まされる時期」は、「1年中」という人が71.1%でもっとも多いが、次いで多いのが「11~2月」の冬の時期で約15~20%という結果に。またむくみに悩む年代としては、調査対象である20~50代全般にわたり、エスエス製薬によると、『アンチスタックス』は品質や効果に敏感な30~50代の女性に支持されているという。
「冬に足のむくみで困ること」は、冒頭のコメントにあるように「靴(ブーツ)がきつくなる/着脱しづらくなる」を筆頭に、「太って見える/足が太く見える」「全身がだるくなる」など、生活、美容、健康など幅広い面で支障をきたしている。アンケートからも、冬にむくみを特に感じるのは“ブーツなどの絞めつけのせい?”と勘違いしそうだが、実は「冬だから、むくみやすい」理由があるという。
「冬の足のむくみの原因の一番は運動不足でしょう。冬は寒いから動かなくなる。そして、動かないことによって血液のポンプ作用が弱くなる。だから、むくみやすくなる――というのが、ひとつ。また、運動不足から筋力が低下し、血液のポンプ作用が弱くなるということも原因となりえます。
忘年会や新年会などで飲み会が増えるのも、むくみの原因になりますね。アルコールと一緒に水分を摂りすぎる、塩分を摂りすぎる、また、食べ過ぎによる肥満傾向もむくみを引き起こす原因です。特に、睡眠中は利尿作用が制限されるため、夜遅くにたくさん飲むと、翌朝むくみやすくなります。全身がむくんでいるか、足だけがむくんでいるのかなど、むくみにもタイプがあるので注意が必要です」と、お茶の水血管外科クリニック院長の広川雅之さんは指摘する。
では、むくみを解消するには、どんなことに気をつければ良いのだろうか? 同調査を実施したエスエス製薬『アンチタックス』オフィシャルサイトでは、「足の“むくみワーカー”ルポ」で、さまざまな仕事タイプ別のむくみについて、ルポタージュ。一般に「立ち仕事の方が、むくみそう」と思われがちだが、実は座りっぱなしのデスクワーカーも、むくみに悩む人が多く、そうした人向けに「企画職」のコーナーで、注意点やケアについてアドバイスしている。
足の悩み研究家である大多和圭子さんは、足のむくみを予防するための習慣や、靴選びのポイントがあるという。
「むくみを感じたら、マッサージや運動でそのつど解消し、不調を持ち越さないことが大切。歩く時は、姿勢を正してウォーキングすることを心がけ、かかとから着地し、足の指にかけて体重を移動させ、後ろに蹴りだす“あおり運動”を行ないましょう。この“あおり運動”を行なうことで、ふくらはぎのポンプ機能が正しく動き、むくみ防止になります。 階段では、かかとを下げず、足の前方を使って昇降し、筋肉の収縮させるように意識します。
靴選びでは、ヒールの高さよりも、つま先の部分がしなやかに曲がる“返し”のあることがポイント。足の関節の動きについてくる靴を選べば、足首を動かすことができ、むくみ防止になります。ブーツはロング、ショートにかかわらず、ファスナー付のブーツがおススメ。ふくらはぎに指一本入る、余裕があるものを選ぶのがいいですね。
むくみのつらい人は、インソールの活用で緩和する方法も。朝はインソールを入れて出勤し、オフィスでは、午後になって足がむくんできたら、インソールを抜くとラクですよ」