2013年も色々な女性タレントが活躍したが、それをはっきりと数値化するのがCMのギャラだ。本誌は某大手広告代理店が作成した最新マル秘リストを独占入手。2014年、シンデレラガールになるのは、一体誰なのか。
「2014年のCM業界の最注目株といえば、『あまちゃん』がヒットした能年玲奈でしょう。現在は年間契約で2000万円ほどでも、次のドラマ次第では3000万円突破もあるかもしれない。逆に失敗すれば、下落もありえる。クライアントは何より数字(視聴率)を意識しますから。彼女の次のドラマ出演がなかなか決まらないのは、CM契約を睨み、事務所が慎重になっているからでしょう」
と話すのは広告代理店関係者だ。上位に食い込めば破格の報酬が約束される。能年の事務所が次回作選びに神経質になるのも無理はない。「年間契約金額」は、広告代理店がクライアント企業に提示している基準額だ。金額はクライアントや仕事の内容によって増減することもあり、視聴者の反応の良さ、過去に起用した企業の評価などを総合した「好感度」と合わせて交渉の材料となるという。先の代理店関係者がいう。
「クライアントが求めているのは『売り上げ貢献』と『ブランディング』、そして『話題性』です。たとえば、AKB48のように固定ファンがいると圧倒的に売り上げの部分で強さを発揮します。一方、ブランディングに強いタレントは、揺るがない人気があってブランドイメージの向上に役立つ人。安室奈美恵はそのジャンルでトップに君臨しています。この2強の5000万円は企業としても惜しくない」
※週刊ポスト2014年1月1・10日号