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樫木裕実氏の男性版『メンズ・カーヴィー』に本誌記者が挑戦

樫木裕実氏の『メンズ・カーヴィー』に記者が挑戦

 シリーズ本は466万部を突破。人気モデルや女優をはじめ、女性に人気の『カーヴィーメソッド』。その樫木裕実氏が12月24日に初めての男性版『メンズ・カーヴィー』(小学館)を刊行。はたしてこのメソッドは、女性だけでなく、男性にも通用するのか? 30代本誌記者が挑戦した。

 * * *
 草野球チームではいわゆるライパチ、もっぱらヤジ要員の本誌記者。とはいえ、世の女性たちに人気のエクササイズと聞けば、まあ自分にできないわけはないだろう。そんな考えで挑むこと3分、自分の考えの甘さを痛感する。

 樫木先生を目前に、オオッこんなにカワイイ50代女性がいるのか──と幸せ気分で見入るのも束の間、早速エクササイズがスタート。まずはサラリーマンが重いかばんを持つイメージの動作。片方ずつ交互に腕を下げていくだけの動作だ。が、「お腹を意識して!」「脇腹を縮めて~」と先生の指示に従ってポーズを続けるうちに、脇腹、内腿と徐々に負荷が感じられていく。たった2~3分、額にはすでに汗がにじむ。

 続く〈歌舞伎のポーズ〉。両手を開き、ハッと手を開き、片足を上げる。

「ハイッ、肩甲骨を意識して~! お腹からハッと声出して、そう楽しく!」(樫木氏)

 動きながら軽快なトーク。なぜ先生は呼吸ひとつ乱れないのか──記者は言葉なく、肩を上下させるばかり。

「無理せずに座ったり、壁を支えにしながらでもOK。普段の何気ない動作でも、使い方を意識するとトレーニングになる。効果は必ず出てきますよ~」

 簡単な動きなのに効いているのが実感できる。DVDで先生の姿を見ながら、いまのところ1週間続いている。腹筋が固くなってきたのは気のせいではない、と思う。

撮影■楽満直城

※週刊ポスト2014年1月1・10日号

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