12月中旬の日没後、鎌倉市内のとある豪邸の門の中から、恰幅のいい男性の一団と、2人の美女が談笑しながら外に出てきた。既にかなり酔いが回っているのだろうか、その後ろから紺色のパーカーに灰色のパンツというラフな出で立ちで、ご機嫌な様子の白髪の紳士が姿を現わした。
「どうもありがと~ね」と、玄関前で40代と思しきショートカットの美女と熱い抱擁を交わすこの豪邸の主は、次男が起こした不祥事で露出がすっかり少なくなったみのもんただ。
相手の女性も、「元気出してね~」と、いとおしそうな様子でみのを抱きしめてしばらく放さなかった。
一団を見送ったみのに記者が「お元気そうですね」と声を掛けると、「元気じゃないよ」と苦笑い。記者が話を聞こうとすると、「ちょっとここではねぇ。名刺だけちょうだい。明日改めて連絡しますから」と名刺を受け取り門の中へ入っていった。
翌日、約束の電話を待つ記者の元に、みのが社長を務める事務所の女性から連絡があった。
「みのは毎日家にこもって読書浸りしておりますが、元気にしておりますので大丈夫です。取材のほうはしばらくご遠慮ください」
こちらは“思いっきり生電話”を待っていたのですが……。
※週刊ポスト2014年1月1・10日号