7月の参院選で晴れて“センセイ”となった山本太郎参院議員にとって2013年は躍進の年となるはずだったが、その直後から次々と“ボロ”が出た。
元プロサーファーの女性とのスピード離婚が報じられたかと思えば、今度は別の女性との間にできた隠し子の存在が発覚。さらに秋の園遊会では、天皇陛下に対する“直訴”を敢行し「天皇を政治パフォーマンスに利用した」と大問題に。結局、皇室行事への出席禁止という処分が下された。
山本氏は2013年をどう振り返るのか。多忙の本人に代わって事務所スタッフが答えた。
「今年はいろいろあって疲労が溜まっているようですが、原発反対の信条を貫き通すといって、精力的に活動しています」
山本氏は直訴問題の処分後の会見で、「二重橋のほう(皇居正門近く)へ行って、陛下に対してお詫びを申し上げた」「今後も時間があれば伺いたい」と語っていたが、その後はどうなのか。
「二重橋には何日かは行ったようですが、今は行っていない。何日行ったかは、私たちもわかりません」(事務所スタッフ)
反原発活動でよほど時間がないのだろう。
※週刊ポスト2014年1月1・10日号