ビジネス

高須院長 韓国にひと言「国交断絶で輸入なくなってもいい」

日韓関係に鋭く斬り込んだ高須院長

 高須クリニックの高須克弥院長が世の中のさまざまな話題に提言していくシリーズ企画「かっちゃんに訊け!!」。2014年最初のテーマは日本の外交。こじれる韓国との関係に、大胆な意見をぶつける!

 * * *
──2013年は朴槿恵大統領が就任して、韓国内では反日ムードがかなり高まりました。2014年になって、この傾向はどうなると思いますか?

高須:韓国内でも朴槿恵の日本批判はやりすぎだっていう意見もあるようだけど、それでもやっぱり韓国での反日感情はもっと強くなるんじゃないかなあ。お父さん(朴正煕元大統領)はあんなに親日家だったのに、その娘がこんなに融通が利かない女だったなんてねえ(笑い)。お父さんの親日イメージを払拭するのに必死だっていうのもあるし、内政がうまくいってないから、日本との摩擦を作って国内を固めたいのもわかるけど…。

──そんな強硬的な態度を示す韓国に対して、日本政府はどうあるべきだと思いますか?

高須:「舐めんじゃないよ」っていう感じだね。極端なことを言っちゃえば、竹島くらい日本が制圧しちゃえばいいんだよ。

──たしかに強硬な意見を持つ日本人も少なくないと思います。

高須:韓国の海軍なんてたいしたことないでしょ。自衛隊が本気を出せば制圧できる。日本の衛星技術も世界トップクラスだしね。

──衛星技術とはつまりミサイル技術ってことですよね?

高須:その通り。多少手荒な手段を使ってでも、韓国をいくらかビビらせる必要があるんじゃないかな。まあ、あくまでも個人的な意見だからね。「なにがなんでも武力で竹島を取り戻せ!」とは言えないけど、それくらいの気持ちで憤りを感じている日本人は多いと思うし、ぼくもそう思っている。

──韓国政府があれだけ反日の姿勢を見せているのに、日本政府がそれほど強く対抗していないあたりに、もどかしさも感じます。

高須:戦争とまではいかないにしても、国交断絶くらいはありそうな雰囲気で、圧力をかけてもいいと思うんだよね。そもそも、国交が絶たれて日韓の輸出入がなくなったとしたら、明らかに損をするのは、日本からの輸入依存度が高い韓国のほうなんだけどね(編集部注:日本の輸入相手国ランキングで韓国は6位で4.5%。韓国の輸入相手国ランキングで日本は3位で12%。ともに2012年のデータ)。もう、日本も「韓国からの輸入なんて必要ありません!」って開き直ればいいのに。東南アジアの国は、その分日本への輸出が増えるって喜ぶはずだしね。

──韓国と東南アジア諸国を含めた経済ということでは、TPPの交渉が難航しています。こちらはアメリカとの交渉ですが、2014年の春までには最終的な合意に至るのではないかと言われていますが…。

高須:うーん、個人的にはできるだけ早く合意してもらって、例外なく関税を撤廃して、完全な自由貿易にしちゃったほうが、フェアだと思うね。日本に対してコメや食肉の関税撤廃を求める一方で、アメリカが自国の自動車産業を必死に守っているのは、どう考えてもおかしい。こんなことを言ったら怒られるかもしれないけど、コメとか牛肉の関税が撤廃されても困らない日本人はたくさんいるし、逆に喜ぶ人だって多いわけだよ。国内の農家を守らなきゃならないっていうのもたしかに重要。でも、政治家が考えてるのは農家の人たちの票でしょ。TPPに反対すれは、それなりの票が見込めるっていうだけの話なんだよね。関税の撤廃が、必ずしも日本の経済に大ダメージを与えるというものではないはずだと思う。

──なるほど。でも、いずれにしても、竹島や慰安婦問題における韓国に対する態度や、TPPにおけるアメリカの態度という点で、日本が弱腰だっていうことは間違いないですね。

高須:そうだよ! 一度でもいいから、日本の本当の力を見せてやりたいねえ。まあ、竹島のほうで自衛隊を送ったら本当に戦争になってしまうけど、尖閣の上空を侵犯している中国の無人機だったら、警告をした上で撃ち落としてもいいじゃないの? 無人機なんだから、人間も乗ってないし大丈夫…ってわけにはいかないか(笑い)。

 * * *
 弱腰外交を続ける日本政府にいら立ちを感じている高須院長。たしかに、黙っているだけではどんどん立場が悪くなるだけなのが外交だ。冷え切った東アジア情勢に風穴を開けるには、日本側がある程度の強硬姿勢を見せ、舐めてかかっている諸外国に危機感を与える必要があるのかもしれない。

【プロフィール】
高須克弥(たかすかつや):1945年愛知県生まれ。医学博士。昭和大学医学部卒業、同大学院医学研究科博士課程修了。大学院在学中から海外へ(イタリアやドイツ)研修に行き、最新の美容外科技術を学ぶ。脂肪吸引手術をはじめ、世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。

 昭和大学医学部形成外科学客員教授。医療法人社団福祉会高須病院理事長。高須クリニック院長。人脈は芸能界、財界、政界と多岐にわたり幅広い。金色有功章、紺綬褒章を受章。著書に『バカにつける薬 ドクター高須の抱腹絶倒・健康術』(新潮OH!文庫)、『私、美人化計画』(祥伝社)、『シミ・しわ・たるみを自分で直す本』(KKベストセラーズ)、『ブスの壁』(新潮社、西原理恵子との共著)など。近著は『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)。

関連記事

トピックス

歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン