脱原発発言で注目を集める小泉純一郎元首相。趣味はオペラや歌舞伎鑑賞、首相時代は、オフには新築の公邸の自室にこもってクラシック鑑賞に耽るなどインドア派で知られていたが、最近はゴルフにはまっているという。
「以前よりもゴルフに行く頻度が増したようです。ただ、一緒にプレーする人はごく親しい人に限られているようですが。小泉さんは、普通なら緊張で押し黙ってしまうティーショットでも構わずしゃべり続けている。集中できないんじゃないかと心配になるが、本人にとっては余分な力が入らなくていいようです」(自民党関係者)
「楽しむゴルフ」は結構だが、この御仁は飽きやすい。18ホールもチンタラやっていられないらしく、「ハーフで回ることが多い」(前出・自民党関係者)のだとか。とても5年5か月の長期政権を保った人物とは思えない。
そういえばこの人、政権末期は権力に一切しがみつこうとせず、さっさと楽隠居を決め込み、院政も敷かなかった。本来、粘り腰ではなく、瞬間芸が持ち味の人なのだろう。
※週刊ポスト2014年1月17日号