老後の計画を立てるツールとして注目されている「エンディングノート」など、死後の準備「終活」をする人が増えている。自分にはまだ早いわ…と思うなかれ。芸能人の中には、自らの遺影を準備している人もいる。
葬祭専門学校に通った経験を持つ壇蜜(33才)もそのひとりだ。
「いつ何があってもいいように、遺影にしてほしい写真はファイルにして持っています。有名な先生が撮ってくれたものとか、気に入っているグラビアとか…。かなりセクシーに全身を写したものもありますが、絶対に顔だけ切り取って遺影に使ってください!と強くお願いしています(笑い)。ちゃんとした写真がなくて遺影が証明写真になってしまうかたもいますが、残された人が見る最後の姿ですから、ちゃんとしたものを用意したいんです」(壇蜜)
また、昨年、全身がんであることを告白した樹木希林(70才)は、娘婿の本木雅弘(48才)と死後のことを話し合い、遺影は映画『東京タワー』のときのものを使用すると決めている。
遺影は、人生の最後に示す“自分らしさ”。自分も周囲も納得できるものをあらかじめ選んでおきたいものだ。
※女性セブン2014年1月23日号