2014年は4月に消費税が8%に引き上げられ、医療・介護の保険料も値上がり、年金支給額も1%減に…家計への負担がずしりと増してくる。もちろん手をこまねいてはいられない! そのための対策を、へそくりで180万円貯めたパート女性・ケンコさん(29才)に聞いた。
【へそくり理由】
「結婚した3年前くらいから、万が一離婚して、ひとりになってしまったときのための備えです(笑い)。生活費を切り詰めてまではという思いもあってあまりシビアにはやっていませんが」
【財源】
「結婚前からの貯金と、勤務しているペットショップのパート代。毎月1万~2万円をへそくりに回しています」
【貯めテク】
「“安全な場所”に隠してます。へそくり口座の通帳と通帳印は、家から電車で30分ほどかかる私の実家に置いています。100万円は定期預金にして。
夫の実家に『お金を持っている』とばれたくない(笑い)。何かあったときにアテにされたくないので。夫の親が生協でとっている食材をくれるのも、遠慮なく甘えさせてもらっています。だから月々の食費は1万5000円くらい。
ペットショップに勤務することにしたら、犬のフード類やペット用品が3割引で買えるのも助かっています」
【使い途】
「夫婦とも犬好きで2匹飼っているので、犬のためといっても過言ではないです。病気になると、かなりの診療費がかかりますから。
犬に関することにはお金をケチりたくない。わが家の犬は、私以上に服を持っていますよ(笑い)。それがいちばんの楽しみなので。だから“犬友達”とのパーティーやプレゼント交換、ドッグカフェでのひとときなど、交際費は一切ケチりません。それはへそくりがある安心感からですね。それにプレゼントって、時に贈った以上のものが返ってくることもあるんですよ!」
※女性セブン2014年1月23日号