8万人を超える人が訪れた新年恒例の一般参賀。その人波の中に、皇居・長和殿のベランダから笑顔で手を振られる天皇皇后両陛下、皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻、眞子さまら皇族方を、じっと見つめられるひとりの女性皇族がいた。
秋篠宮家の次女・佳子さまだ。1月2日、佳子さまは午前9時過ぎ、お忍びでお友達と思われる同年代の女性とともに、桜田門から歩いて一般参賀が行われる長和殿へと向かわれた。
「グレーのダウンジャケットにデニム姿の佳子さまは、チェックのマフラーがよくお似合いでした。ただマスクをされていたため、周囲の人々が佳子さまだと気づくことはなかったと思います。入場者は荷物検査やボディーチェックを受けるんですが、佳子さまも特別扱いされることなく、一般人に交じってお受けになっていました」(宮内庁関係者)
現在、19才の佳子さまは、今年12月には成人となられる。来年のお正月には、姉の眞子さまと同様にベランダに並ばれ、手を振られることになる。どんな思いで、両陛下をはじめとする皇族方を見つめられていたのだろうか。
今回、佳子さまが一般参賀を見学された背景には、ご両親である秋篠宮ご夫妻が大切にされてきた“皇族としての思い”が反映されているという。
「秋篠宮ご夫妻は、かねてから“国民に近い感覚”をお持ちであって、子育てにおいても“国民感覚”を大事にされてきました。ですから、今年、成人になられる佳子さまに“国民目線で皇族を見る”ということを体験させようと考えられたようです」(前出・宮内庁関係者)
実は姉の眞子さまも19才のときに、佳子さま同様に一般参賀を見学されている。
※女性セブン2014年1月30日号