DNA鑑定の結果、喜多嶋舞(41才)との間に“誕生”した長男・Aくん(17才)との父子確率が0%だったことを公表した大沢樹生(44才)。しかし、Aくんはその結果を否定、喜多嶋も大沢が父親であると主張している。
大沢は昨年7月、家庭裁判所に“親子関係不存在”の確認を求める調停を申し立て、現在は双方が弁護士を立てて協議中だ。親子関係不存在が認められるには、確かな証拠が必要となり、家裁は再鑑定を要求することとなるという。しかし、喜多嶋は『女性自身』のインタビューで、「独り立ちできるようになった頃に、Aが望むなら再鑑定をすればいい」と語っており、現時点で応じる気はないことを明かしている。
そうなると“調停”では、事態は一向に進展しそうもない。そこで大沢が次に打ってくるであろう手は、“人事訴訟”という、夫婦や親子関係について争う民事裁判を起こす方法だと離婚問題に詳しい弁護士の長瀬佑志氏は言う。
「人事訴訟になった場合、大沢さんが証拠として提出したDNA鑑定結果の真偽が争点になるでしょう。裁判所は証拠調査をすることができますので、必要と判断されれば、今度は再鑑定を命じることができます。これは、長男が拒否しても、応じざるを得ないんです」
「Aの父親は大沢さん」と主張する喜多嶋とすれば、“再鑑定命令”を拒否する理由はないはず。ただし、繰り返しになるが、この再鑑定で万一、またも“父子確率0%”が出てしまったら、喜多嶋は大沢の主張を認めざるを得ない。
もし、喜多嶋が再鑑定は避けたいと考えているのなら、訴訟に発展した場合、喜多嶋側に対抗策はあるのか。
「例えば、長男が重篤な病気で入院したとか、検査ができない環境を作り出そうとするかもしれません。しかし、そうなったら最初の鑑定結果のみで審議が進んでしまうため、喜多嶋さんには不利になります。それに、“かたくなに再鑑定に応じない”という彼女の姿勢もまた、裁判官にとって悪印象になります。なので、訴訟になった段階で、もう再鑑定に応じるしかないでしょう」(ある弁護士)
※女性セブン2014年1月30日号