豊臣秀吉の軍師・黒田官兵衛の言葉に「神の罰より主君の罰おそるべし。主君の罰より臣下の罰おそるべし」というものがある。神や主君は、祈ったり謝れば許してくれるが、部下や民から恨まれると謝っても許してもらえないという格言である。
女子アナたちがこの教えを知っているとは思えないが、各局のエースと呼ばれる存在は、必ずといっていいほど後輩アナや若手スタッフからのウケがいい。フジテレビのエースとして活躍する“カトパン”こと加藤綾子アナ(28)もそうだ。
「カトパンは先輩社員に、『ご飯おごってください!』と声をかける甘え上手で男子アナやスタッフはメロメロ。しかもその都度、後輩の山崎夕貴アナ(26)、三田友梨佳アナ(26)ら後輩も一緒に連れていくので下からの人望も厚い。
また、未だフジに対し影響力の強い高島彩アナ(34)とも2人で西麻布にご飯に行く仲で、共演する明石家さんまや志村けんにも気に入られているというから、その人懐っこさはもはや“武器”として機能しているとさえいえます」(フジテレビ局員)
その人心掌握術は業界屈指のもの。
※週刊ポスト2014年1月31日号