国内

愛妻家の舛添要一氏 余程のことない限り午後8時までに帰宅

 23日、東京都知事選が告示された。前日弁連会長の宇都宮健児氏(67才)や元航空幕僚長の田母神俊雄氏(65才)、元首相の細川護熙氏(76才)など実力者が多数出馬しているが、その中の1人が元厚生労働大臣の舛添要一氏(65才)だ。

 朝6時40分──舛添氏の朝は、自宅前の集積場にゴミ出しに行くところから始まる。そのまま牛乳と新聞を取り込み、洗濯するところまでが夫の仕事。これは妻と交わした約束だという。舛添氏は1996年に16才年下の雅美さん(50才)と結婚。現在は2人の子供の良きパパだが、かつては自身でも「青春を謳歌していた」と語るほどのモテ男だった。

 1981年にフランス人女性と、1989年には片山さつき参議院議員(54才)と離婚したが、2度目の離婚の理由のひとつには、当時交際していた愛人・A子さんの存在があった。片山氏は当時のことを後のインタビューでこう語っている。

《結婚から3か月ほどで、弁護士に離婚を相談しました。すると、弁護士の調査で彼には愛人が、そして彼女が妊娠中であることも分かった》

 まだ片山氏と婚姻関係が続いている1988年にA子さんは男児を出産。1990年に認知をするが、その2年の間に、もうひとりの愛人・B子さんが女児を出産、さらに同時期に別の2人の女性と交際していたことまで報じられてしまう。現在の妻・雅美さん(50才)と出会ったのはその渦中だった。

「1989年春、雅美さんは大学を卒業後、当時東京大学で助教授をしていた舛添さんの下でアルバイトをすることになったんです。その年の6月に舛添さんは大学を辞めて独立したんですが、彼の猛アプローチもあって、彼女は事務所の手伝いをすることになりました」(政治部記者)

 約7年にわたる交際を経て、1996年に結婚したが、これに怒ったのがB子さんだった。  「B子さんは長女を出産した5年後に舛添さんとの間に次女を出産しました。つまり、愛人のB子さんと雅美さんは二股状態だったんです。雅美さんとの再々婚をテレビで初めて知ったB子さんは、舛添さんを相手取り慰謝料1000万円などの支払いを求める民事訴訟を起こしました」(前出・政治部記者)

 しかし、そうした全てを知っても雅美さんは舛添氏との結婚を決めた。当時のことを彼女はこう振り返っている。

《結婚まで7年間もかかったのは、やはりその件が無関係ではありませんでした。しかし今は夫を信じていますから2人の間では話題にものぼりませんし、終わった話です》

 雅美さんはさらりとそう言うが、二股愛人の仕分けを自ら行ったというからかなりの強者だ。

「当時、舛添さんの金銭管理は秘書である雅美さんの仕事だったそうなので、B子さんや子供たちへの送金も彼女がしていたんだそうです。今、舛添さんが家事を分担しているのも、よほどのことがない限り午後8時までに帰るのも、奥さんへの感謝の気持ちがあるからでしょう。雅美さんは舛添さんと選挙活動を共にするといった表だったことはしませんが、義母の介護や2人のお子さんを育てるなど内助の功をしっかりと果たしています」(舛添氏の知人)

※女性セブン2014年2月6日号

関連記事

トピックス

都内にある広末涼子容疑者の自宅に、静岡県警の家宅捜査が入った
《ガサ入れでミカン箱大の押収品》広末涼子の同乗マネが重傷で捜索令状は「危険運転致傷」容疑…「懲役12年以下」の重い罰則も 広末は事故前に“多くの処方薬を服用”と発信
NEWSポストセブン
『Mr.サンデー』(フジテレビ系)で発言した内容が炎上している元フジテレビアナウンサーでジャーナリストの長野智子氏(事務所HPより)
《「嫌だったら行かない」で炎上》元フジテレビ長野智子氏、一部からは擁護の声も バラエティアナとして活躍後は報道キャスターに転身「女・久米宏」「現場主義で熱心な取材ぶり」との評価
NEWSポストセブン
小笠原諸島の硫黄島をご訪問された天皇皇后両陛下(2025年4月。写真/JMPA)
《31年前との“リンク”》皇后雅子さまが硫黄島をご訪問 お召しの「ネイビー×白」のバイカラーセットアップは美智子さまとよく似た装い 
NEWSポストセブン
元SMAPの中居正広氏(52)に続いて、「とんねるず」石橋貴明(63)もテレビから消えてしまうのか──
《石橋貴明に“下半身露出”報道》中居正広トラブルに顔を隠して「いやあ…ダメダメ…」フジ第三者委が「重大な類似事案」と位置付けた理由
NEWSポストセブン
異例のツーショット写真が話題の大谷翔平(写真/Getty Images)
大谷翔平、“異例のツーショット写真”が話題 投稿したのは山火事で自宅が全焼したサッカー界注目の14才少女、女性アスリートとして真美子夫人と重なる姿
女性セブン
中日ドラゴンズのレジェンド・宇野勝氏(右)と富坂聰氏
【特別対談】「もしも“ウーやん”が中日ドラゴンズの監督だったら…」ドラファンならば一度は頭をかすめる考えを、本人・宇野勝にぶつけてみた
NEWSポストセブン
フジテレビの第三者委員会からヒアリングの打診があった石橋貴明
《中居氏とも密接関係》「“下半身露出”は石橋貴明」報道でフジ以外にも広がる波紋 正月のテレ朝『スポーツ王』放送は早くもピンチか
NEWSポストセブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(写真は2019年)
《体調不良で「薬コンプリート!」投稿》広末涼子の不審な動きに「服用中のクスリが影響した可能性は…」専門家が解説
NEWSポストセブン
現役時代とは大違いの状況に(左から元鶴竜、元白鵬/時事通信フォト)
元鶴竜、“先達の親方衆の扱いが丁寧”と協会内の評価が急上昇、一方の元白鵬は部屋閉鎖…モンゴル出身横綱、引退後の逆転劇
週刊ポスト
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された
〈不倫騒動後の復帰主演映画の撮影中だった〉広末涼子が事故直前に撮影現場で浴びせていた「罵声」 関係者が証言
NEWSポストセブン
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”川崎春花がついに「5週連続欠場」ツアーの広報担当「ブライトナー業務」の去就にも注目集まる「就任インタビュー撮影には不参加」
NEWSポストセブン
広末涼子容疑者(時事通信フォト)と事故現場
広末涼子、「勾留が長引く」可能性 取り調べ中に興奮状態で「自傷ほのめかす発言があった」との情報も 捜査関係者は「釈放でリスクも」と懸念
NEWSポストセブン