細川護熙元首相が都知事選に立候補し、旋風を巻き起こしている。都知事選では自民党、そして連立与党を組む公明党が舛添要一元厚労相を支援しているが、公明党は支持母体である創価学会の思惑次第では、自民と袂を分かつ可能性もゼロではないという。
「公表は控えていますが、学会の首脳部が首相経験者を通して、内々に細川支持を打診している。学会はもともと脱原発方針でやってきた。加えて、婦人部が女性遍歴の激しい舛添氏に強い反感を抱いている。それに安倍自民党の右傾化へのアレルギーもある。
学会だけでなく、公明党内にも執行部の方針に納得していない反主流派がいて、自民との関係は決して強固なものではない」(学会関係者)
※週刊ポスト2014年1月31日号