北海道・旭川で観測史上最低のマイナス41.0℃を記録したのは、1902年1月25日のこと。中国で用いられていた「二十四節気」という暦でも、今が一年でいちばん寒い時期とされている。そんな寒さで冷えきった体を温めるには、お風呂がなによりだ。
「体の汚れを洗い流して、温まることのできるお風呂は、健康にも金運にも効果的です」
と教えてくれたのは、東洋古代思想研究家で風水アドバイザーの村上瑞祥(みずき)さん。
『易経』という古代中国の占術の本で占うと、2014年の干支「甲午(きのえうま)」は、60年に1度だけ訪れる運気のピークにあたる年だという。宝くじの高額当せんなど、大きな金運を掴むチャンスだ。
また、『易経』の中にも記されている五行説で「甲午」の年を見てみると、「火」のパワーが強まっている年でもあるという。
「五行説とは、世の中にあるすべてのものは木、火、土、金、水の5つの要素から成り立っているとするものです。その中で金運を呼び込むのは金ですが、今年パワーが強まっている火は、なんと金の力を弱めてしまうんです」(前出・村上さん、以下「」内同)
金運を下げてしまう火。その火を弱めて、金運を守ってくれるのが、「水」のパワーだ。
そこで今回は、バランスよく水のパワーを得られる開運入浴術を教えてもらった。室内を明るく照らす蛍光灯などの照明は、火のパワーを帯びている。
「湯船につかる時は、照明を消してキャンドルを2本ほど灯すなど、浴室を少し暗くするといいですよ」
すぐに湯船につかると、全身にまとわりついた「悪い気」がお湯に移ってしまうという。つかる前には、必ずかけ湯をして。
「白色には、金運を引き寄せるパワーがあります。乳白色の入浴剤などを入れると、運気がアップします」
そのうえで全身浴を20分行えば、水のパワーと金運をたっぷり受け取ることができる。ただし、お湯が熱すぎると火のパワーが金運を溶かしてしまうので要注意。
「石けん皿など、浴室内の小物の色も運気の上昇に大事なアイテム。白色のほか、シルバーでもOKです」
体が温まると、汗と一緒に「悪い気」も出てくる。
「体の奥底から出てきた悪い気を洗い流すことができるので、湯船から出たあとに体を洗うことをおすすめします。そのときには、最近起こった『いいこと』を繰り返し考えると、頭の中からも悪い気を追い出すことができますよ」
入浴後に外出をしたり、テレビやインターネットを見ると、また世の中の悪い気を受け取ってしまう。まっさらな状態でベッドに入るのがベストだそう。
体調も金運も整えてくれる入浴術で、宝くじ高額当せんを目指そう!
※女性セブン2014年2月6日号