平成24年度の「宝くじ長者白書」によると、高額当せんしたかたが宝くじを購入したタイミングは、「良いことがあった時に購入」が回答者数896人中112人でトップ。
一方、「悪いことがあった時に購入」という人も11人いる。今回は、その少数派のエピソードを紹介しよう。
東京都に住む主婦のAさん(57才)が宝くじを買った理由は、「最近ツイていないから」だった。電車に乗り遅れたり、特売品が買えなかったり、日常生活で不運が続いていた。しかしAさんは「そろそろツキが好転するのでは?」と思い、グリーンジャンボ宝くじを10枚購入。すると1等の1億5000万円が当たったのだ。
福島県に住む会社員のHさん(38才)は、2000年の年末ジャンボ宝くじで1等・前後賞合わせて3億円にズバリ当せん。
「24才の厄年のためか悪いことが多かったので、厄払いになれば」という思いから購入した宝くじが、厄を払うどころか幸運をもたらしたのだ。
「そこからは最高の毎日になりました」
と喜ぶHさんだった。
不運なことが続いても、それは逆に高額当せんのチャンスなのかもしれない。
※女性セブン2014年2月6日号