芸能界きっての服好き。撮影したこの日も私服で登場したSMAP・香取慎吾(36才)。そんな彼の私服をまとめたファッションブック『服バカ至福本』(集英社刊・6850円)が出版される。
香取が15年間で集めた私服の数は2tトラック2台分、総額2億円に相当。その全アイテムがスタジオに搬入され、5日間かけて撮影が行われた。香取に、私服について聞いた。
――私服本を出そうと思ったきっかけは?
香取:中居(正広)くんの本がきっかけですね。私服は私服でも中居くんの作った本とは全く違うものを作ろうと思ったんですよね。あれは300円って値段も面白かったので、金額の上がったものをあえて作ろうと思いました。金額に差がついたら面白いとは思っていたんですけど、それにしては高い本だなと思って…。
初回のプレゼントとしてTシャツ付けたいとは言っていたんですけれども、最終的にこれを全部に付けることになっていて、そりゃこの金額になるなって思って。だって「MAISONKITSUNE(メゾンキツネ)」のTシャツはこの値段では買えないでしょ。Tシャツ買ったらついでに本とDVDが付いてきたって感じですよ。
――お忙しいから私服を着ている時間はあまりないんじゃないですか?
香取:本当に朝と帰りだけですね。それでも気に入った服を着たいから、毎朝決めます。決める時間がない時に上下アクネのスエット着て、最後にジャケット羽織って。楽なコーディネートなんですけどお洒落に見えますよね。アクネのスエットはすごく好きで何着も持ってるんだけど、ずいぶん着古していて。そろそろ新しいものを買いに行きたいな。
――タレントさんがこれだけの私物を披露することってあんまりないですよね?
香取:どっちかというとぼくは人に見てもらいたいからお洒落したい。お洒落だねって言われたいってところもあって。それをこんなに見てもらえるチャンスがあるのは本当に嬉しいし楽しい。あと、ブランド同士のコラボレーションができたっていうのは、自分にとっても夢のようです。
※女性セブン2014年2月6日号