ブームとなっているキャラ弁。しかし、親が作りたいキャラクターと子供が作って欲しいキャラクターには、相当なギャップがることも。東京都在住の専業主婦・Aさん(35才)の場合は、51才の夫がキャラ弁を作るというのだが…。Aさんが告白する。
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年の離れた夫と勢いで結婚したけど、最近、後悔しているんだ。「オレがやる」と娘のお弁当を作るんだけど、本当に娘がかわいそう。
みんなポケモンやアンパンマンとかかわいいのを持ってくるのに、夫の“キャラ弁”は『あしたのジョー』の矢吹丈の翌日は、黒い眼帯をした丹下段平ってあんまりよ。
かと思えば仮面ライダーだの、ゴレンジャーだの。元漫画家志望だったから、前もって食べ物をどう使うかデッサンして、すごくうまく作るんだけど、残念ながらどれもこれも平成20年生まれの娘は知らないキャラ。
ある日、はっきりそう言うと「ああ、わかった。オレだってやればできんだよ」ってマジギレ。で、翌朝、何をするかと思えば市販のあんぱんにプチトマトをほっぺたに埋め込み、目は海苔でデコレーションして「これでいいんだろっ。アンパンマン」って、こう言うのよ。
娘は「こんなの、違うよ。みんなに笑われるよ~。幼稚園行かないよ~」って泣くわ泣くわ。
※女性セブン2014年2月13日号