仮にK子さんとしよう。埼玉県在住の主婦から、小泉進次郎議員(32才)との濃密な数分間を聞く機会を得た。
それは1月15日の埼玉県庁のロビー。K子さんは昨年から所用で何度か県庁を訪れているが「その日の空気はいつもと何かが違っていた」のだそう。
「あわただしく職員が行き来し、そのうちテレビカメラや新聞記者みたいな人たちが集まってきて。“誰か来るんですか?”と周囲に訪ねると“国会議員みたい”って」
「ミーハー心が抑えられなくて」K子さんは、その場で待った。“歩きです! いらっしゃいました”という職員の声が玄関から上がる。振り返ったK子さんの目に小泉進次郎議員の姿が飛び込んできた。
「逆光のせいか、背中に真白い光を浴びて、すごく大きく見えました。オーラに包まれている感じ」
その距離、およそ15メートル。庁舎入り口から先陣を切ってコートも着ないで颯爽と歩いてくる進次郎議員。近づくと、デキる青年実業家に見えた。
「そしたら“ええー、うそぉ! きゃああ”って、そこにいた中年の女性たちが叫びだしたんです。“私、大ファンなの”と興奮気味の中年女性にイヤな顔をするどころか“おっ”と言いながら近寄ってきました。紺色の仕立てのいいスーツを着て、織りの粗いネクタイをして、全身から清潔感が漂っていました。匂い? 無臭でしたね」
撮影をしようとスマホを向けると、カメラに向かって微笑んでくれた。「どうぞ」と気さくにツーショット写真にも応じてくれる。
「横に並ぶと見た感じより背が低くて、身長167cmの私より少し高いくらいなのが意外。でも撮影後、彼から手を差し出されたら、思わず食らいついちゃいましたよ。その手は、さらっとしていてやわらかくて、熱くも冷たくもない心地よさ。いい男は手の質感までいいんですかねぇ」
※女性セブン2014年2月13日号