フジテレビの“ミタパン”こと三田友梨佳アナ(26)がぶちまけた。1月28日のトークバラエティ『ワイドナショー』で先輩が巻き込まれた“騒動”について聞かれ、こう叫んだのだ。
「もう、いいたいこといっぱいです!」「全く笑えないです」
彼女の怒りが向けられたのは、お笑い芸人の陣内智則(39)。先日、陣内は『FRIDAY』で松村未央アナ(27)とモデルの小林真由(23)に二股をかけていたことが判明したばかり。陣内は「本命はミオパン」としているが、ミタパンにとって、2つ上の先輩へのひどい仕打ちは、どうにも我慢がならなかったようだ。フジテレビ関係者が語る。
「二股報道が報じられた頃、松村アナは『四大陸フィギュア』で台湾にいた。帰国して、さぞショックだったに違いない。周りは“あの男だけはやめたほうがいい”と心配しているのですが、彼女は周囲に“(陣内のことを)信じている”ともらしているようで、表向きは平静を装って黙々と仕事をこなしている。人を疑わないいい子なので、なおさらかわいそうですね」
三田アナが我がことのように怒ったのも無理はない。三田アナと松村アナ、2人の境遇は驚くほど似通っている。実はこの2人、数多くいるフジの女子アナの中でも屈指の「お嬢様キャラ」なのだ。
松村アナは父親の仕事の都合で小学4年から3年半アメリカで過ごした帰国子女でTOEICは940点! 小さい頃からピアノやバレエをたしなみ、慶應湘南藤沢高等部から慶應大へと進学している。一方の三田アナは日本を代表する劇場である明治座やミシュラン三ツ星の料亭「濱田家」を経営する名家に育っている。彼女も留学経験があり、英語はペラペラだ。加えて、両者ともフィギュアスケートに造詣が深いことから、ソチ五輪の現地キャスターに抜擢されたばかり。
三田アナからしてみれば「双子の姉」がプライドをズタズタにされたように感じたのかもしれない。しかし、実はこういう「箱入り娘のお嬢様」タイプは一番、お笑い芸人の“毒牙”にひっかかりやすい。
「良家生まれの才女という環境で育ってきた女子アナは、学生時代からいいとこ育ちのボンボンや高学歴のエリート男子にばかり囲まれている。もちろんモテてきたから男性に免疫がないわけじゃないが、こうした男性は総じてプライドが高く、女性との付き合い方もスマート。
そういう男性しか知らない彼女たちの前に、恥も外聞もなく押して押して押しまくる芸人が来ると、意外とコロリといってしまう。しかも彼らはアナウンサー以上の『トークのプロ』ですからね」(バラエティ番組関係者)
特に陣内はスーパーセレブ・藤原紀香すら陥落させた実績のある強者中の強者。お嬢様の松村アナを口説くなんて造作もないことだったのかも。
※週刊ポスト2014年2月14日号