病院の医師が結婚。妻が病院を手伝うようになると院内では壮絶な嫁姑バトルが始まった、と話すのは55才の看護師の女性だ。以下は看護師の告白だ。
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私が勤める近所の小児科は、54才の超さえない先生が70過ぎのお母様と看護師の私と、細々と診療を続けてきたのですが、長年にわたる先生の婚活が実り、ご結婚。30代の奥様が病院を手伝うようになりました。
それからです。平穏だった院内は嫁姑バトルの戦場になってしまったんですよ。
「次の患者さんのカルテは…」と先生が言えば、まるで百人一種の札でも取るような勢いでカルテの取り合い。全力で奪い取った若奥様が満面の笑みでそれを頭上に掲げるんです。
一方、力ではかなわないと観念したお母様は、医療品の在庫数などを充分、把握していて、「インフルエンザのワクチンを…」にマゴマゴする若奥様を尻目に「はい、はい、ここに」と、してやったりの表情。
ところが、このふたりの闘いぶりが近所でも噂を呼び、最近では、嫁派と姑派の二手に分かれ、話題沸騰。患者さんが増えつつあるんです。
※女性セブン2014年2月13日号