国内

高須克弥院長 「明日ママ」のCM自粛は制作者にとっても屈辱

 養護施設の子供への偏見を生むなどとの批判を受け、ドラマ『明日、ママがいない』(日本テレビ系、水曜10時)のCMが自粛された騒動に対し、公に異議を申し立てた人物がいる。

 高須クリニックの高須克弥院長である。高須院長は騒動の報を聞いて、「ならば私が」とスポンサー枠を買い取ることを広告代理店に提起したのだ。

「企業イメージが悪くなるからとスポンサーが降りるなんて、けしからん。まるで不祥事があったみたいな番組だと思われちゃう。僕はあのドラマで扱われているテーマを守りたいし、作っている人たちを応援したいから、全スポンサー枠を買い取って丸く収め、一気に流れを変えようと思い、そう申し出たんです」

 ただし、スポンサーは番組枠を購入済み。それでも高須院長はこう続ける。

「(スポンサーのCM自粛は)制作者にとっても、屈辱ですよ。悪いことをしたみたいな雰囲気になってしまう。だから、制作者に自由に番組を作ってもらうためにも、10億は出すつもりでいましたよ。実際は、そこまでかからないけどね」

 高須院長は1月31日、申し出が断られたことをツイッターで明らかにした。

※週刊ポスト2014年2月14日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

ミニから美脚が飛び出す深田恭子
《半同棲ライフの実態》深田恭子の新恋人“茶髪にピアスのテレビマン”が匂わせから一転、SNSを削除した理由「彼なりに覚悟を示した」
NEWSポストセブン
保育士の行仕由佳さん(35)とプロボクサーだった佐藤蓮真容疑者(21)の関係とはいったい──(本人SNSより)
《宮城・保育士死体遺棄》「亡くなった女性とは“親しい仲”だと聞いていました」行仕由佳さんとプロボクサー・佐藤蓮真容疑者(21)の“意外な関係性”
NEWSポストセブン
(左から)豊昇龍、大の里、琴櫻(時事通信フォト)
綱取りの大関・大の里 難敵となるのは豊昇龍・琴櫻よりも「外国出身平幕5人衆」か
週刊ポスト
セ・リーグを代表する主砲の明暗が分かれている(左、中央・時事通信フォト)
絶好調の巨人・岡本&阪神・サトテルと二軍落ちのヤクルト村上宗隆 何が明暗を分けたのか
週刊ポスト
過去のセクハラが報じられた石橋貴明
とんねるず・石橋貴明 恒例の人気特番が消滅危機のなか「がん闘病」を支える女性
週刊ポスト
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(写真は2019年)
《広末涼子逮捕のウラで…》元夫キャンドル氏が指摘した“プレッシャーで心が豹変” ファンクラブ会員の伸びは鈍化、“バトン”受け継いだ鳥羽氏は沈黙貫く
NEWSポストセブン
大谷翔平(左)異次元の活躍を支える妻・真美子さん(時事通信フォト)
《第一子出産直前にはゆったり服で》大谷翔平の妻・真美子さんの“最強妻”伝説 料理はプロ級で優しくて誠実な“愛されキャラ”
週刊ポスト
「すき家」のCMキャラクターを長年務める石原さとみ(右/時事通信フォト)
「すき家」ネズミ混入騒動前に石原さとみ出演CMに“異変” 広報担当が明かした“削除の理由”とは 新作CM「ナポリタン牛丼」で“復活”も
NEWSポストセブン
万博で活躍する藤原紀香(時事通信フォト)
《藤原紀香、着物姿で万博お出迎え》「シーンに合わせて着こなし変える」和装のこだわり、愛之助と迎えた晴れ舞台
NEWSポストセブン
川崎
“トリプルボギー不倫”川崎春花が復帰で「頑張れ!」と声援も そのウラで下部ツアー挑戦中の「妻」に異変
NEWSポストセブン
最後まで復活を信じていた
《海外メディアでも物議》八代亜紀さん“プライベート写真”付きCD発売がファンの多いブラジルで報道…レコード会社社長は「もう取材は受けられない」
NEWSポストセブン
不倫報道のあった永野芽郁
《“イケメン俳優が集まるバー”目撃談》田中圭と永野芽郁が酒席で見せた“2人の信頼関係”「酔った2人がじゃれ合いながらバーの玄関を開けて」
NEWSポストセブン