「STAP細胞」に関する研究結果が1月30日付の英科学誌『ネイチャー』のトップに掲載され、一躍、世界中の注目の的となった理化学研究所の生物学者・小保方(おぼかた)晴子さん(30才)。
高校2年生の時、科学雑誌で読んだ再生医療に興味を持ち、理系に進んだ小保方さんは、早稲田大学理工学部応用化学科に入学。当初は東京湾の微生物の研究をしていた。
一方で、ラクロス部に入部し、レギュラーとしても活躍したというから、まさに文武両道の学生生活だった。小保方さんの知人が、彼女の素顔をこう明かす。
「練習後は、他のチームメートがジャージーやスエットなど、ラフな服装だったのに、小保方さんだけはワンピースにハイヒールを履いて、化粧もバッチリ。それで颯爽と研究室へ行っていました」
今回の記者会見でも、彼女は膝丈の黒ワンピに真珠のイヤリング、ヴィヴィアン・ウエストウッドの指輪(推定4万2000円)をして臨んでいた。研究室の壁はピンク色にしたりして、そこにはムーミンやスナフキンのステッカーがたくさん貼ってあった。こうした高い“女子力”は、すでに大学時代から育まれていたのだ。
「もともと、いちばん上のお姉さんがすごくおしゃれで、彼女が晴子さんのファッションリーダーだったんです。彼女にも、“理系女子だからダサイ、なんて思われちゃダメよ!”って外見にも気を使うよう助言していたそうです」(小保方さんの知人)
また、彼女はこんな“特技”も持っていた。
「手相占いがすごく得意だったんです。部活の練習の前後とか、遠征の移動中とか、時間も場所も問わず、みんな行列を作って手相を見てもらっていました。それで恋愛運とか健康運とか、いろいろ相談に乗っていましたね」(前出・小保方さんの知人)
大学院進学を機に、「子宮をなくし、子供を産めなくなった女性を救いたい」と高校時代からの夢だった再生医療の道へと進んだ小保方さん。ハーバード大学医学部への留学時代はあまりに優秀だったため、当初半年という留学期間にもかかわらず、担当教授の「I need her!(彼女が必要なんです)」のひと言で、その期間が延長されることになった。
そして2011年に帰国後、現在の理化学研究所に入所した。「1日10時間以上は研究室にいた」と周囲が口を揃えるように、人一倍研究熱心だったが、ここでも“おしゃれなリケジョ”の側面が遺憾なく発揮されていた。
「研究の合間にスイーツ店でケーキ作りの修業を始めて、みんな仰天したことがありました(笑い)。デート用の服装を選ぶのも超真剣だし、研究もオフも、いつでも全力投球の女性なんです」(前出・小保方さんの知人)
※女性セブン2014年2月20日号