《心と体を整え、赤ちゃんにちゃんと居心地の良い場所を提供する》──森三中の大島美幸(34才)は、1月30日、FAXでそう「妊活休業」を発表した。翌31日には会見を開き、「私の場合、体を張る仕事が多いので、“このお母さん(の元)には来られないな”と赤ちゃんが思ってるんじゃないかなと思っている」と語った。
“妊活”に入ることを宣言した大島に対し、「すごい勇気」「元気をもらった」と賞賛の声があがるなか、小倉智昭(66才)は自身が司会を務める『とくダネ!』(フジテレビ系)のなかで、こんな持論を展開した。
「何よりも大切なことっていうのは、ご主人とのコンビネーション」
「ご主人は働いてるわけだし、男性へのプレッシャーも結構かかりますよね」
「ぼくなんかそういうふうに切り出されたら“えっ、やめようよ”って言うかもわかんないな」
5年前に結婚した同級生妻と妊活中という野田栄三さん(仮名、東京・42才)は夫婦の現状をこう語る。
「妊活のために仕事を休むということについては、道義的には賛成ですが、心情的には難しいところがあります。というのは、妊活のために仕事を休んで、奥さんのいちばんの目標が“子供を授かること”になると、けっこう、夫婦は追い込まれますよ…。
こんなことをいうと、ろくでなしと思われるのはわかっているのですが、実は今、嫁さんとのセックスも苦痛なんです。ぼくは種馬状態ですから…。セックスが終わると嫁さんが“これでも、また子供ができないのかな”ってシクシク泣き出すこともあって、正直、セックスは愛を確かめる行為ではなくなってきています」
女性からも異論は出ている。夫(45才)との間に長女(14才)がいる飯島沙智子さん(仮名、神奈川・37才)の意見。
「私は正直、“妊娠のため”“子供のため”という、もっともナイーブなことを、“妊活”という言葉でまとめていることに抵抗があります。まして、妊活で休業という言い方は…。“普通に家庭に入ります”でよかったんじゃないですかね?」
“妊活”に対する議論は、まだまだ続きそうだ。
※女性セブン2014年2月20日号