シニアになっても最高の出会いを実現させている男性はいる。希望を捨てる必要はない。ではどこに行けばいいのか。
趣味を学べるカルチャーセンターに講習会、セミナーなどはいずこも大盛況だ。ここには女性たちが多く集まってくる。ただし、講義や科目によっては、若い女性や美熟女の参加率に大きな差がある。コラムニストの菊池美佳子氏が指摘してくれた。
「女性が多いうえ、ライバルとなる若い男性がめったに来ないとなると茶道、歌舞伎観劇、クラシック音楽などでしょうね。意外かもしれませんが、相撲観戦も女性には人気があります」
あとは鉄道、歴史、城郭、神社。鉄女や歴女など「ジョ」でくくられる分野は女性が集まりやすい。ただし、スイーツをはじめとするグルメ関係や旅行、アニメの集まりには、若い男性も多く参加するので気をつけよう。
講義回数も重要で、1回完結では女性と懇意になれる確率がグッと低下してしまう。やはり何回か連続する講義を選びたい。
28歳のOLは、最近「一眼レフ講座」に参加したのがきっかけで、62歳の会社経営者と交際中だという。
「彼から声をかけられたのは、全4回の講義の3回目でした。その回はプロのカメラマンと一緒に街中に出かけて写真を撮る講義でした。『どんな被写体を撮るんですか』という差し障りのない問いかけからスムーズに会話が始まりましたね。帰りの電車が同じ方向だったので、またカメラの話で盛り上がって。4回目の講義の後に食事に行きました」
※週刊ポスト2014年2月7日号