<今日は和史くんのお宮参りのため、神田明神へ行ってきました。良いお天気。記念撮影も当の主役はぐっすりです(中略)うちのbebeは何となく今日は主役じゃないのが不満そう。一生懸命アピールしてました。「大丈夫!君が一番だよ」とぎゅっとして、耳元で囁いていました。負けん気は、私譲りのようです>
昨年11月28日に誕生した弟・尾上菊之助(36才)と瓔子(ようこ)さん(31才)の長男・和史くん。ちょうど生後2か月の1月28日、東京・神田明神でお宮参りをすませた。
この日、菊之助の両親の尾上菊五郎(71才)・富司純子(68才)夫妻、姉の寺島しのぶ(41才)・ローラン・グナシア氏(46才)夫妻、寺島の長男・眞秀(まほろ)くん(1才)、そして瓔子さんの両親の中村吉右衛門(69才)夫妻も駆けつけ、家族総出で和史くんの健やかな成長を願った。
お宮参り当日の様子を、冒頭のようにブログに綴ったのは寺島だが、この書き込みに対して、ある歌舞伎関係者はこう言う。
「あんな挑戦的な書き込みを読んだら、また菊之助さんの奥さんの瓔子さんは焦ってしまうかもしれませんね…。彼女にとって小姑の寺島さんと息子の眞秀くんの存在は、目の上のたんこぶですから」
その眞秀くんは昨年11月に、すでに“歌舞伎座デビュー”を果たしている。
「菊五郎さんの楽屋では、興味津々といった様子で辺りを見渡したり、観劇中も舞台に釘付けで、菊五郎さんが出てくると、手を振ったりして、幼い頃のしのぶさんそっくりで(笑い)。後援会の人たちからも“もうこれはハーフの歌舞伎役者さんの誕生だね”とか“将来が楽しみだね”という声が次々とあがっていましたよ」(尾上家関係者)
わずか1才にして評判は高まる一方の眞秀くん。これを苦々しく思っているのが菊之助の妻・瓔子さんだという。
「瓔子さんは“音羽屋の正統な跡継ぎはうちの子だ”という思いが強い。ですから、しのぶさんが眞秀くんを楽屋や歌舞伎座などに連れ回して、周囲からチヤホヤされているのを快くは思ってはいないはずですよ。でも、瓔子さんにとって、しのぶさんはお義姉さんですから、表立って文句も言えないんです」(別の尾上家関係者)
音羽屋本家の嫁として焦りを感じている瓔子さんは、1月上旬に行われた音羽屋恒例の新年会で思わぬ行動に出る。
「まだ生後2か月足らずの乳飲み子である和史くんを、瓔子さんは新年会に連れてきて、お披露目したんです。出席した後援会の人たちからは“風邪が流行っているのに、新生児を連れて来て大丈夫なの?”とか“眞秀くんに張り合おうとして連れて来たのかな?”といった声がヒソヒソとあがりました。
着々とわが子の人気を集めるしのぶさんに対して、瓔子さんは、なにふり構ってられないといった雰囲気でした…」(出席した音羽屋関係者)
だが、瓔子さんのそんな思いも虚しく、現場で注目を集めたのは眞秀くんだった。
「瓔子さんに抱っこされて、ずっと寝ていた和史くんに対して、眞秀くんは紋付袴姿で会場をチョロチョロと歩き回ってね。それをしのぶさんや純子さんが追っかけたりしていて、出席者を和ませていましたよ。“度胸が据わった子だ”なんて感心する人もいました」(前出・音羽屋関係者)
※女性セブン2014年2月20日号